【ひとくちのプリン】  

あるとき、 息も絶え絶えの女性が
わたしのもとへ来ました。  

からだのエネルギーが感じられず、
干からびたプルーンのようで
セッションより 病院に行った方がいいのでは
ないかと思うほど弱っていました。  

 病院でも検査をしてもらったけど
異常はないとのこと。  

 とにかく体調がすぐれないという女性。
見てもそれは、わかります。  

小学生のお子さん ご主人と暮らす主婦の方です。  

いくつか簡単な質問をします。  

 「ご飯は食べれてる?」   

すると女性は
 「栄養を考えて一週間の献立を考えて
食材もなるべくオーガニックを選んで
 毎日手作りで一生懸命作っているんです。
栄養はとれているはずです。」     

 原因はそれだなと 感じました。  

「最近、自分の食べたいもの食べたことある?」 と問いました。  

 すると 女性は、 しばらくだまって 考えていました。    


「そういえば・・・  
ずっと・・・自分の食べたいものを 食べていません・・・」    


「今、食べたいものは?」     

少し考えた女性は 「プリン」 と答えました。

   
ちょうど、その日セッションの
おやつに用意していたのが プリンでした。  

 女性は プリンを一口口にすると
 涙を流して 味わっていました。  

女性は 自分がどうするべきか 知ったようでした。    


落ち着いたところで
「元気になったら何がしたい?」 と聞きました。  


少し力を取り戻した女性は
 「小さな雑貨屋さんをやりたいんです。」
と微笑んで伝えてくれました。  


「今夜は食べたいもの作ってみてね~」 と別れました。     


そのセッションから およそ一年後
すっかり元気になった女性から
小さなお店を開店した お便りをいただきました。  


その後も順調に
小さなお店が少し大きなお店になり
お仕事を楽しんでらっしゃいます。    


本当に食べたいものを食べる。  

ただそれだけのことが
女性に生きる力を与え 道をひらきました。    


もちろん、 よりよい食事をするのは 大切です。  
でも、それは 自分の声の上でなければ 力にならない。    


プリンが食べたいという 小さな声に気づき それを実行すること。  

たったこれだけのことが
人生の夢を実現するほどの パワーになる。    


情報があふれる時代。  

自分にとってベストが 世の中の「いい」で あるとは限らない。  

小さな自分の声を 行動していくこと。  
自分への信頼とは そこに生まれる。  

小さな信頼が やがて世界に働きかける 力になっていく。    

あなたの小さな声を 聞いてほしい。   

 ひとくちのプリンから 人生は始まることがある。







◆◆◆
「食」っていのちと直結してるから

最近は「不食」についても取り上げられることが
多くなってるけど、それすらも情報になってしまうと
真理から離れます。

こたえはいつだって自分の中にある。

こうあるべきものは
この世にひとつもない。

ただね、
人間はそんなに食べなくても生きられることは
確かなの。

でもね、食べものがわたしたちに与えられていること
それがどういうことか知ると
もっとほんとうのいのちが見えてくる。

なぜ?
わたしたちは食べるのか?

どうして、今日わたしは
これが食べたいのか?

それが見えてくると
人生もよく見えてくる。



お料理びと なかみえさんと
神話語りの祥平さん
ルミナの3人で送る

神話と暦を通じて
「食といのちのそもそもを知る3日間」
淡路島合宿10月3日~5日

募集は明日5日開始です。