簡単なマダイの見分け方 | 野人エッセイす

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森羅万象から見つめた食の本質とは

手の平よりやや大きな300gのマダイ

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おでこの丸みが滑らか
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尾びれの縁が黒い
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日本人はタイ好きで、タイと名の付く魚は多いが、本来のタイの仲間は数種で、マダイ、チダイ、キダイ、レンコダイ、クロダイ。キチヌ、ヘダイなどだ。この中でクロダイ、キチヌ、ヘダイは色が黒いから判別は簡単だが、マダイ、チダイ、キダイ、レンコダイの区別は慣れない人にはややこしい。スーパーの表示は最近は細かいが、時には「タイ」と書いて売られることもある。マダイに似た赤い魚を料理で出されてタイと思う人も多い。マダイ、チダイは写真のようなピンク色だが、キダイやレンコダイはやや黄みがかっている。マダイの頭はスリムだが、色がそっくりのチダイの頭はオデコのように膨らんでいる。

それぞれをしっかりと認識するのは魚に慣れないと困難だが、マダイを見分ける確実な方法は尾ビレ。赤いタイの中で尾びれの縁が黒いのはマダイだけだと思えば良い。スーパーだろうが料理の塩焼きだろうが、尾びれを見ればわかる。塩焼きサイズの小さなタイで尾びれが黒ければ間違いなく天然のマダイ。養殖はそのサイズでは出回らないからだ。小さなタイは驚くほど安く、買って塩焼きか吸い物で食べてみると良い、きっと満足する。

タイの仲間はどれもそれなりに美味しいが、やはりマダイが味も価格も一番だろう。