福島・警戒区域の動物たちのためにも尽力され、当ブログでもおなじみでした、新庄動物病院の今本先生のブログからです。



クリスマスに、犬を飼う。あなたがサンタになる方法。

http://blogs.yahoo.co.jp/shinjo_ah/archive/2013/11/30



さぁ、今年もクリスマス商戦。子犬を飼って、家に持ち帰って、ストレスをかけまくって、動物病院へ来院する人が増えるんでしょうね。今から、宣言しておきます。

お正月も診療してますけど、この時期くらいは、ゆっくりとさせてほしいです。

家に連れ帰った子犬たちにも、ゆっくりさせてあげる時間を!連れ帰った子お犬は不安いっぱいです。
母犬から離されて、不安いっぱいで、次はまた見知らぬ場所ですよ。
遊園地で迷子になった子供は泣いてるでしょ?子犬は必死で耐えてます。
買って帰った夜に、ないている子犬。それは、なぜ鳴いてるか?泣いてるんですよ。

考えたことはありますか?

ものすごいストレスです。

10万円以上かけて犬を勝って、病気にして、そりゃぁ、すぐ病気にしたら、
追加でかかる動物病院代の診療費は、余計な出費に思うでしょう。
でも、たいていは、買って帰って犬を触りまくったり、ストレスかけまくったりで、
下痢しましたとか、ショップで言われてたご飯を食べませんとかで来院されます。

犬は悪くない・・・・。です。

最終的には、そういう時の世話をしてしまうのはやっぱり大人。
そのうち愛情がわいてくる。
そう、さすがお母さん!しっかりと面倒を見てくれる。
そして、子犬との信頼関係が生まれたり、子犬にもなめられたり…。

子供なんて、ウソばっかりで、結局おかぁさんが世話をしてしまってるんですよね。

「しっかり勉強するから、子犬がほしい。。。」

って子供さんが言いました?

そう、子供は「子犬がほしい。」って言ったんです。

子犬も1年もしたら成犬です。

繰り返します。「子犬がほしい。」と、子供が言ったんですよ。
犬がほしいわけじゃないんです。

じゃぁ、別にクリスマスじゃなくてもいいじゃん。。。。
保健所で子犬もらうように、実際に保健所に足を運べばいいじゃん。って思うんです。

純血種がほしんですか?

血統証つきがいいですか?

なに?犬ってブランド?やっぱり、そこ重要?

そういう理由だけなら、クリスマスじゃなくてもいいでしょ?

保健所で処分される犬たちへの少し遅めのクリスマスプレゼントを、あなたからあげてください。

命を助けるサンタさんになりませんか?

お金もかからないし、犬たちへのサンタにもなれるし、
今日もまた、保健所では、犬や猫が殺されています。
それも獣医師の仕事です。みんなやりたくない。一匹でも多くもらわれていってほしい。
みんなそう思っています。

保健所でも、ふらっとあらわれるサンタさんを待っていると思います。
ちなみに、動物病院は、年末年始は、暇でいいです。みんなゆっくりしてください。

と、まぁ、クリスマスだから犬を買うという方向けに書きました。

犬が飼うのは?
今でしょ!?

じゃなくてもいいでしょ?

でも、このままでは処分されてしまう犬たちのサンタになるには、、、
今でしょ!

今年は、少し遅れてもいいので、お子さんをサンタさんにしてあげませんか?
ちょっと遅れてもいいし、少し早くてもいい。「あわてんぼうのサンタクロース」って歌もあるくらいだし。

ちょっとだけ、周りの幸せに目を向けたら、少しはいい世の中になると思います。




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クリスマスに命のサンタになれますね♫

http://blogs.yahoo.co.jp/shinjo_ah/archive/2014/12/20



昨年書いたクリスマスに関しての話がFacebookでシェアが2000を超えてました。Twitterでも200以上のリツイートされてました。今更ながら驚きました。
これ です
さて、今日も診療で、いろんな病気の子を診療しました。
腫瘍の末期の子とか、腎不全とか。どの子も、飼い主さんにべったりで、まだ一緒にいたい!って強く願っている子達です。抗がん剤を使ったり免疫療法を使ったりで、飼い主さんと話をしながら、最善の方法を探して治療しています。
まだ生きたい命があります。一方で、もうすぐ消される命もあります。
この問題に対して関わっていくことは、獣医師になった時から一貫してます。これ、変えたら、自分が獣医師辞める時ですね。そう思っています。
ということで、今年も書きます。クリスマスに関しての話です。
クリスマスって、世界的な行事でもありますね。
もともとが、イエス・キリストの誕生を祝うんですよね。特にいつが誕生日とかの記述はないようですけど、誕生日祝いではなく、誕生を祝うという意味合いのようです。
命の誕生を祝う日でもあるので、この機会に少し考えていただけたらと思います。
犬や猫の命について、、、です。
平成24年度の犬と猫の殺処分数は、161847頭。返還や譲渡された数は、48127頭です。この返還や譲渡数は増えております。様々な方のがんばりがあってのものです。20万頭が全国で保健所に引き取られ、16万頭が、殺処分です。80%が死ぬんですね。
2013年は、純血種のジャパンケネルクラブでは、32万頭の登録がされております。ミニチュアダックスフンドの登録数が33000頭ですので、柴犬が12000頭(きっと日本見野方の団体で登録されてるのもあるのでしょうけど・・・)。この合計数が、年間処分されている犬の数。ペットショップでこの2犬種の子犬を見たら、これだけの数が死んでるんだなぁって思ってください。
もし、犬を新たに買おうとしている、、、、飼おうとしている方がいたら、保健所で処分される犬たちへの少し遅めのクリスマスプレゼントを、あなたからあげてください。純血種が欲しい場合であっても、時に保健所には純血種に見える犬がいます。血統書が欲しいんですか?もし、そうであるなら、ブリーダーさんなどから購入されたらいいでしょう。ペットショップでもいいです。あ、そういえば、売れ残った犬や繁殖場で使えなくなった犬はどうなるか考えたことはありますか?
太田匡彦 さんの著書を読めばわかります。
そういえば、最近、犬の遺棄がありましたね。それが現実なんですね。
この時期ってのは犬が売れる時期でもあります。
また、少し遅れての時期でも、クリスマス生まれの犬ってのが売れていたりします。お子さんにねだられるんだそうです。そういう私も、小学生の時に、犬を買ってもらったことがあります。

命を助けるサンタさんになりませんか?
犬が欲しいのであれば、この寒い時期にひっそりと消えていく命のことを少し考えてみてください。考えるだけでもいいです。考えるだけなら、お金もかからないし。
私が言いたいのは、もうすぐ死ぬ運命にある命、、、そういう犬や猫たちへのサンタになってあげてほしいってこと。プレゼントを贈る相手に対してもサンタになれますし、犬が欲しいというお子さんをサンタさんにもできます。

保健所でもご家庭でも、フラッとあらわれるサンタさんを待っていると思います。
あなたのお子さんに一つ提案してみてください。
例えばこんな感じで。
「あなたのサンタさんからの贈り物は、今から行くところにいます。あなたが欲しがっていた犬(猫でもオッケー)です。さて、どの子でしょう?きっとあなたならすぐにわかると思う。あなたへのプレゼントだから。
それと、、、、サンタさんとのお約束で、その子をずっと最後まで大切にしてあげてね。あと、もう一つ。その子にとって、あなたはサンタさんです。まずはサンタさんのように、優しく接してあげてください。じゃぁ、ちょっと行こうか・・・。」

でも、このままでは処分されてしまう犬や猫たちのサンタになるには、、、ということを今年も書いてしまいました。こうして、貰われた犬が5年後、10年後に、成長したお子さんを見つめる。何年たっても、今年のクリスマスは忘れられない一日になるでしょう。自分がサンタさんからプレゼントを貰ったということ以上に、自分がサンタになったということの意義がきっとその頃にはわかると思います。その時には、親からとんでもなく大きなプレゼントを貰ったと子供として感じてくれると思います。

ちょっとだけ、周りの幸せに目を向けたら、少しはいい世の中になると思います。
命の重さって、みんな口では同じっていうのに、まだまだ不公平なんですよね。自分の出来ることを少しでもやっていけば、きっと変わると思います。そう信じています。



~転載以上~