
首都クーダン。
バルカ共和国の外務大臣が大使館に入ってきた。
同行していたチンギスが車から降りてきた。
西岡大使(檀れい)は大臣に「引き渡しには応じません」ときっぱり言ってくれた。
大臣「両国間の関係にヒビが入ります。あなたのキャリアに傷がつくのでは?事情聴取するだけです」
野崎、乃木、カオルらは扉の外で聞いていた。
部屋から出て来たチンギスと、乃木は向かい合った。
野崎「(振り込みについて)詳しく聞かせろ。俺の部屋で」
野崎「お前の送金だけが狙われたのか? お前をハメたやつがいる。俺と共同戦線をはれ。それ以外にお前が生き延びる道はあるのか?」
2人は握手した。
乃木「どうやってここを出国するんですか?」
野崎「任せておけ。(野崎が追っている)国際テロリストは世界の諜報機関からテントと呼ばれている。声明は一度も出されていない。得体の知れない組織なんだ」
今のところ、ヴィヴァンという文字に関する情報は得られなかった。
もう1人の乃木「気をつけろよ。野崎に」
夕食に、野崎の作った赤飯が出たが、とても美味しかった。
カオル「ジャミーンを置いて自分だけ置いて帰るなんて出来ません。来月日本に連れて帰る予定だったんです」
大使が「責任を持って日本に行くようにします」
野崎「仲間に依頼するんだ。大使の手を煩わせなくて済む」
職員のナジュムが翌日の交流会に向けてミーティングをしていた。
通りかかった3人は、ヴィヴァンとは「BEPPAN」別班のことだと掴んだ。
野崎は「別班」が何か知っていた。
脱出に、大使館の非常用の地下トンネルを利用することになった。
西岡大使「トンネルを30分ほど歩くと、廃墟に案内人がいます。ロシアの国境まで行けます」
カーペットをはがして、非常階段を降りた。
ナジュムは誰かに連絡していた。
トンネルの出口に着いた時に野崎が小型カメラをスマートフォンに装着して地上を見たところ、チンギスたちが待ち構えていた。
大使館に戻ることにした。
交流会が開催されていて、みな本館にいる。
大使館のカーペットに戻ったらナジュムがいた。
話を聞き、大使が裏切り者だとわかった。
野崎「最後にやることができた。5分後に裏口に集合だ」
ドラムがダンプで駆けつけてくれた。
野崎「急げ、荷台に乗れ」
3人は荷台にシートをかぶせて隠れた。
出口で警察が見張っていたが、ナジュムがドリンクを警察に差し入れして、無事に通ることが出来た。
野崎は脱出の時間帯の防犯カメラを切らせていた。
ロシアでなく、モンゴル国境のツメゴンを目指した。
カオルが同僚のイリアに連絡した。
病院中探してもジャミーンは見つからなくなっていた。
カオルはジャミーンのいるかもしれない村に立ち寄ると言い出した。
野崎「5分だ」
ジャミーンが気絶していて、カオルは「残る」
野崎「お前を置いていくしかないな」
カオル「アディエルともうすぐ結婚するはずだった。行きたければ行けばいい」
乃木「僕もここに残ります。ジャミーンは命の恩人なんです」
病院にもチンギスが着いていた。
ドラムも病院に着いて、イリアから必要な用具を受け取った。
洞窟でジャミーンを看病することになった。
カオル「ここ2・3日が勝負です」
ドラムに食糧、燃料を頼んだ。
乃木の見た悪夢は、目の前で母が撃たれた。
4日ほど経ち、ジャミーンが峠を越した。
カオル「本当にありがとうございました」
国境の警備は倍、3倍に増強されていた。
地図を見ながら乃木は「ここしか無いですよね」
そこは「死の砂漠」とも呼ばれるアド砂漠。
ドラムは嫌だと態度に示した。
野崎「通れるのに30%」
乃木「どちらにしても一か八か」
カオル「ジャミーンは今の状態ならイリアの家で大丈夫」
乃木は野崎から「別班」に付いて問いただした。
野崎「平和ボケした日本の中にアメリカの施設がたくさんあり、国際的なスポーツイベントもあったのに、本格的な国際的なテロが起こっていない。カギを握るのは自衛隊の影の諜報部隊。このおかげでこれまで未然に防がれていたたけだ」
カオル「乃木さんが(別班と)間違えられたの?」
野崎「お前の経歴を全て調べたが、怪しいところが一つもなかった」
イリアが迎えに来てくれて、ジャミーンは送られた。
アド砂漠はイスラム教の領地。
ラクダでの旅となった。
灼熱の太陽かと思ったら、豪雨。
看病疲れのカオルは体調を悪くしていた。
皆、歩くラクダの上で眠っていた。
前回の「VIVANT」の記事はこちら(2023年7月29日)
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では、明日。