【北陸中日新聞】より「朝起きられない」疾患 起立性調節障害  | 声でチャクラを整えるチャクラボイスチューニング☆

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こんにちは。


今日はネットで見つけた過去の新聞記事を掲載します。


なぜこの記事を紹介するかと言うと


うちの娘がこの起立性調節障害の可能性を指摘されたからです。


ですがうちの場合は、起立性蛋白尿とは言えない感じの多量の蛋白尿が寝起きから出ていて、


腎臓に何らかの問題があるかもしれないということで確定診断はされていません。


ですが症状は典型的な起立性調節障害なのです。



(2012年10月22日) 【北陸中日新聞】より


「朝起きられない疾患」起立性調節障害 思春期軽傷含め100万人

低い認知度 「怠け」ではありません 不登校の3~4割に可能性

朝起きられず、日中もだらだらと過ごすけれど、夜には元気になる-。子どものこんな症状には要注意。思春期特有の疾患「起立性調節障害」の可能性がある。認知度が低く「ただの怠け」と間違われやすいが、その数は軽症者も含め推定100万人。不登校の隠れた原因ともいわれ、周囲の無理解によって子どもを深刻な状況に追い詰めかねない。 (小倉貞俊)

 
~一部省略~

この疾病は10~16歳ごろに発症しやすい自律神経機能不全のひとつ。起立時などに脳の血流が下がり、立ちくらみや頭痛、疲労感を伴うほか、思考力や判断力も低下する。体を横にすると全身への血流が回復するため、寝転がるなどの楽な姿勢を取ることが多い。

 日本小児心身医学会などによると、
小学生の5%、中・高校生の5~10%がかかり、中高校に登校ができないなどの重症例は全国で推定7万人。また不登校の児童・生徒の3~4割が起立性調節障害とみられるという。

 同会は06年、「診断・治療ガイドライン2005」を作成。臥位(がい)や立位などで血圧を測る「新起立試験」による診断基準を提示した。治療には▽できる限り生活リズムを整える▽起立動作はゆっくり行う▽水分、塩分を多く取る▽薬物療法(昇圧剤)-などの方法がある。症状は精神的ストレスによって悪化するため、心のケアも重要だ。


成長期終息で 症状和らぐ

通常は身体の成長期の終息に伴って症状が消えたり、日常生活に支障がなくなったりする。とはいえ、すぐに治る病気ではなく、大耀さんも苦しい日々を過ごした。体がだるい、指先に力が入らない、勉強に集中できない-。テストの際には頭が動かず、問題文さえまともに読めなかった。

~一部省略~ 


「親の理解が 最も大切」

大耀さんは、同じような疾病に苦しんでいる人たちに対し「学校生活がすべてだった中学時代と違い、社会は広かった。つらいときは誰の言葉も聞きたくなくなるけれど、ずっと苦しいわけじゃない。いつかきっと“兆し”が見えてくると信じて」とエールを送る。

 香織さんは9月、「起立性調節障害を広く社会に知ってもらえれば」と、自分たちの体験をつづった著書「朝起きられない子の意外な病気」(中公新書ラクレ)を出版した。「親の理解こそが最も大切と実感している。子どもが自分から動き出せるまで、温かく見守ってあげてほしい」と力を込めた。

 教育現場ではどのように対応しているのか。



 東京都の区立小学校養護教諭、船越夏可さん(32)は「起立性調節障害を理解している教員はまだまだ少なく、『怠けているだけ』としか見ない人もいる。現状では各学校ごとに対応が委ねられている」と指摘する。

船越さんは3年前、発症した児童に初めて接し、その対応の難しさを認識。昨年から大学院に入学し、疾患の子どもや保護者への聞き取り調査を続けている。

 子どもにとって、ただでさえ学校生活を送れないことはショックなのに、教員や級友の無理解に傷つけられれば自信を失う。適切な治療をせずに症状を悪化させ、長期の不登校で親子関係が悪くなったり、引きこもりやニートになってしまうケースも懸念される。

 










船越さんは「症状の重さは人によりさまざま。学校側は個々の程度に合わせて柔軟に対応することが大切だ。疾患の疑いのある子を発見して医療機関につなぐ仕組みや、学校が保護者をサポートするシステムも研究したい」と話した。

自律神経の バランス崩れ 

そもそも、起立性調節障害は新しい病気と思われがちだが、国内で初めて報告されたのは1958年のことだ。なぜ、あまり認知度が高まっていないのか。

画像田中英高・大阪医科大准教授

 前述のガイドラインを作成した日本小児心身医学会理事長の田中英高・大阪医科大准教授は「当時の診断基準では正確に判定できず、心因性の不登校などと区別しにくかった。近年、ようやく医療現場で混乱がなくなってきた」と解説する。

 ちなみに朝寝坊などとはどう違うのか。朝寝坊の子どもは血圧を測る起立試験の結果に午前、午後とも異常がみられないのに対し、起立性調節障害は午前の方が午後より検査結果が圧倒的に悪い。また、うつ病の子どもは夜になって元気が回復することはない。

 発症する原因ははっきりしていないが、田中氏は「もともとの遺伝的な体質に加え、思春期のホルモンの乱れやストレスが重なり、自律神経のバランスが崩れたと考えられる」とみる。

心配りできる、きまじめな子注意

 ただ、発症しやすい子どもには一定の傾向もみられる。多くの保護者が「幼いころから手を煩わさなかった」というように、周囲に心配りができ、「ノー」と言えないきまじめな子どもだ。「慢性的なストレスを無意識に抱えているケースが多い」(田中氏)

 

当事者にとって最も悩ましいのは、高校や大学などの進路のことだ。

 田中氏は「随時入学や高校卒業認定テストなど選択肢は多い。心と体を十分に休ませることで、数年後に急速に回復することも珍しくない」とした上で、こう助言する。

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