ジプレキサ、「双極性障害のうつ状態」の適応追加予定 | kyupinの日記 気が向けば更新

ジプレキサ、「双極性障害のうつ状態」の適応追加予定

2012年2月末頃、ジプレキサに「双極性障害のうつ状態」の適応が追加されるらしい。

本邦で、双極性障害の特に「うつ状態」の適応を取得するのは抗精神病薬では初めてである。最近、エビリファイは双極性障害の「躁状態」の適応を取得しているが、「うつ状態」はまだ取得していない。

気分安定化薬のうち、ラミクタールは平成23年7月に「双極性障害における気分エピソードの再発・再燃抑制」の適応を取得している。これは漠然とした書き方であるが、双極性障害のうち躁うついずれも処方可能と言う意味と思われる。

セロクエルは、臨床的に双極性障害の躁うつともに有効であるが、未だ適応は取れていない。国は製薬メーカーに対し、適応を拡大できるように働きかけているので、セロクエルは最低限、「躁状態」の適応を将来取得するであろう。

エビリファイも「うつ状態」に低用量で有効なのは既に知られており、海外で適応があるほどなので、近い将来、日本でも適応を取得すると思う。

なお、ジプレキサは2015年頃までジェネリックが出ないらしい。残された時間がわずかなのに、イーライリリーはやる気がある。

参考
双極性障害適応状況(アメリカ)(2006年11月時点のもの)