リエゾンの時の返書
リエゾンで総合病院の病棟に行くと院内紹介状を渡される。その紹介状は簡単な内容しか書かれていないことが多い。後は、カルテを見て考えてくれといった感じだ。一応、診察の後に僕が返事を書くようになっている。
紹介状は専門外のドクターが書いているので精神症状がうまく表現できていないことも多い。例えば、アパシーとうつでは違う。そのあたりが同じような感じで書かれていることが多い。また、認知症と書かれているのに、そういう症状が全くないことすらある。
返書の書き方だが、バシッと診断を書き、こういう薬を使います、だからこういう副作用が出るかもしれないから、その時は中止してほしい、くらいで終わることが多い。返書はシンプルに。時間をかけていられないというのもある。
具体的な副作用の出方とか、細かい対応の仕方は病棟の看護師に口頭で伝える。
こういうのが出るかもしれないのでよく見とくよ~に。
みたいな・・
ただ、診断がそこまではっきり言えない場合もあるし、細かいことを言ってもあまり意味がないこともある。症状精神病などと言っても、そういう概念を知らない他科のドクターもいそうだし。僕も思うが、症状精神病はよくわからない名前だと思う。変な日本語ではある。
ただ、専門外というのは、やはりこういうものなんだと思う。あまり他科のことに深入りした紹介状はかえって失礼だと思う。わからないので宜しくお願いしますくらいで良いのである。僕は他科に紹介する時はでしゃばらない紹介状になるように努めている。
問題は、併用禁忌の薬を出さないといけない時。
これは内科系の薬を止めてもらう訳だけど、ちょっと言いにくい場合もある。その時は他の方法をとるが、埒があかない時は自分の病院に転院させて薬を整理する。(あくまで可能ならだが)
精神科と内科系では禁忌とか注意の考え方、感覚が異なる場合もある。肝障害でも薬を使った方が良い場合もあるからだ。内科病棟で診る為にはそれしか良い方法がないとか。あまり妙なことをしているように見える場合は、もう少し紹介状に説明しておく。
一般的に言うと、精神科医は患者さんの内科的変調に対し鈍感なのである。僕も自分は鈍感だと思うが、それでもまだマシな方だ。というのは、かつて総合病院で働いていたり、今でもリエゾンをしたりすることが多いからだと思う。
自分の病院でも、一見、そう深刻に見えないケースで、これは絶対総合病院に転院させるべきと思い紹介状を書く時はそれなりのことが多い。そういう勘は働くのである。
最近、思い始めたことだが、精神科のナースも長年のスローペースに慣れてしまい鈍感になってしまっているのではないかと。
こう見えても、精神科医はいろいろ気を遣っているのであった。
参考
薬剤性肝障害
ヒルトニン
紹介状は専門外のドクターが書いているので精神症状がうまく表現できていないことも多い。例えば、アパシーとうつでは違う。そのあたりが同じような感じで書かれていることが多い。また、認知症と書かれているのに、そういう症状が全くないことすらある。
返書の書き方だが、バシッと診断を書き、こういう薬を使います、だからこういう副作用が出るかもしれないから、その時は中止してほしい、くらいで終わることが多い。返書はシンプルに。時間をかけていられないというのもある。
具体的な副作用の出方とか、細かい対応の仕方は病棟の看護師に口頭で伝える。
こういうのが出るかもしれないのでよく見とくよ~に。
みたいな・・
ただ、診断がそこまではっきり言えない場合もあるし、細かいことを言ってもあまり意味がないこともある。症状精神病などと言っても、そういう概念を知らない他科のドクターもいそうだし。僕も思うが、症状精神病はよくわからない名前だと思う。変な日本語ではある。
ただ、専門外というのは、やはりこういうものなんだと思う。あまり他科のことに深入りした紹介状はかえって失礼だと思う。わからないので宜しくお願いしますくらいで良いのである。僕は他科に紹介する時はでしゃばらない紹介状になるように努めている。
問題は、併用禁忌の薬を出さないといけない時。
これは内科系の薬を止めてもらう訳だけど、ちょっと言いにくい場合もある。その時は他の方法をとるが、埒があかない時は自分の病院に転院させて薬を整理する。(あくまで可能ならだが)
精神科と内科系では禁忌とか注意の考え方、感覚が異なる場合もある。肝障害でも薬を使った方が良い場合もあるからだ。内科病棟で診る為にはそれしか良い方法がないとか。あまり妙なことをしているように見える場合は、もう少し紹介状に説明しておく。
一般的に言うと、精神科医は患者さんの内科的変調に対し鈍感なのである。僕も自分は鈍感だと思うが、それでもまだマシな方だ。というのは、かつて総合病院で働いていたり、今でもリエゾンをしたりすることが多いからだと思う。
自分の病院でも、一見、そう深刻に見えないケースで、これは絶対総合病院に転院させるべきと思い紹介状を書く時はそれなりのことが多い。そういう勘は働くのである。
最近、思い始めたことだが、精神科のナースも長年のスローペースに慣れてしまい鈍感になってしまっているのではないかと。
こう見えても、精神科医はいろいろ気を遣っているのであった。
参考
薬剤性肝障害
ヒルトニン