リスパダールOD錠0.5㎎を発売の予定 | kyupinの日記 気が向けば更新

リスパダールOD錠0.5㎎を発売の予定

ヤンセンは、リスパダールODの0.5㎎錠を発売する予定らしい。遂に重い腰を上げ、0.5錠を発売するか・・と思った。

OD錠は口腔内崩壊錠であるが、ジプレキサザイディスのようなザイディス錠とは有用性が異なっている。

最も重要なのはその硬度であろう。

薬は利便性の面では、硬ければ硬いほど良いのである。どうせ溶けるにせよ。リスパダールOD錠は自動分包機にかけて分包できるのがよろしい。機械に放り込んでも壊れないだけの硬度があるのである。

ところが、ザディス錠は軟らかすぎてそういう風に扱えない。

いつかも書いた事があるが、ジェイゾロフト錠は錠剤の硬度が不足しており、自動分包機の中で壊れてしまうということが多く見られた。その後ファイザーは錠剤をマイナーチェンジし、今はかつての剤型ほどほど軟らかくはない(らしい)。このように人知れず、錠剤が微妙に改善されるのである。これは車やノートパソコンも同じようなものだ。

実は、ヤンセンはこのリスパダール0.5㎎OD錠を日本の工場で作るようである。

ちょっと感心した。ヤンセンのような海外の企業でも、日本にもそういう技術的なことを行う部門があることが驚きだったのである。

企業的にはお金をかけすぎるとかえってまずいということがある。

例えばもう随分前だけど、自動車評論家の徳大寺さんが、書物の中でボルボは日本で圧倒的に売り上げを伸ばすつもりはそこまでないだろう、という私見を述べていた。その理由は、すごく田舎までボルボの所有者が増えてしまうと、それに見合うサービス工場を作らないといけないから。日本は地価や人件費が高いため、そういう事態になったら、かえって利益が上がらなくなるだろうという内容だった。

ヤンセンが日本独自で開発費をかけて発売するのは、まあニーズもあったんだろうが、ちょっと見直したのであった。これをわざわざ開発費をかけて作ったところで、利益にはあまり影響がないように思うからだ。(彼らの理念に沿っているという意味)

参考
リスペリドン0.5mg錠