Heart of Glass
Heart of Glass
ブロンディ (Blondie)は1974年に結成されたニューヨーク出身のロックバンド。実は今も現役である。僕は彼らを「Heart of Glass」という楽曲が発表されるまで知らなかった。日本での知名度も全然であった。
Heart of Glassは1978年発表の「恋の平行線」という3枚目のアルバムに入っており、これはイギリスのチャートで1位を獲得している。当時、このHeart of Glassはちょっとなかなかないような独特なヴォーカルだったので、どのように歌っているのか僕は興味を持った。しかし当時は今のようにミュージックのビデオクリップを見る事は容易ではなかったので、どのような歌い方なのかわからないままであった。
ブロンディはロックともポップスともどちらでもいえるような聴きやすい楽曲が多かった。メンバーはヴォーカルのデボラ・ハリー以外はすべて男性のバンドであった。上のビデオクリップを見ても、当時、デボラ・ハリーはアメリカのロック界ではセックス・シンボル的な存在だったのがわかる。
DreamingおよびHeart Of Glass
Sunday Girl
彼女は1945年生まれなので、1978年とはいえ当時の女性ヴォーカルとしては決して若くはない。33歳くらいになるからである。それにしても、当時の人にしてはとても若く見える。
このような古いミュージック・クリップを観ると、「こんな風に歌っていたわけね・・」と妙な感慨があるのであった。ブロンディはメンバーのクリス・シュタインが白血病と診断されたため1982年に解散している。その後、1998年に再結成しているので今も現役なのである。(僕は上のyoutubeのビデオクリップはすべて好きな楽曲である)
ブロンディは実は1977年か78年頃、来日しているらしい。まだ日本で人気がなかった頃である。コンサートを始める時、あまりにも会場がガラガラで、ガックリするような状況だったと言う。それでもメンバーは随分と元気で、ヤケクソでステージで転げまわって演奏していたらしい。この話だが、当時のNHK-FMのロック番組で渋谷陽一さんがそんな風に言っていたのをおぼろげながら覚えている。(だから細かい所は自信なし)
当時の渋谷陽一さんの番組の特徴は、いきなり曲の名前を言って演奏が始まること。例えば「移民の歌」と言い、間髪を入れず「アア~ア~ア!」と始まるのであった。
ブロンディはロックバンドとして大成功を収め、2006年アメリカのロックの殿堂(The Rock and Roll Hall of Fame and Museum)に選ばれている。これは非常に名誉なことなのである。
ところで、このアメリカのロックの殿堂に1人だけ受賞を拒否した人がいる。1バンドとも言えるが。
それはセックス・ピストルズである。
ザ・クラッシュが受賞(2003年)しているのに、セックス・ピストルズが拒否するのは個人的に納得できない(2006年)。