フラベリックとテグレトール | kyupinの日記 気が向けば更新

フラベリックとテグレトール

フラベリックは咳止めとして広く使われているが、副作用として聴覚の異常(音程の変化)が出現することがある。これはたぶん治験などの時ははっきりせず、発売され時間が経ってから発見されたものと思われる。


フラベリックの添付文書から

この添付文書でも、「自発報告のため頻度不明」と記載されている。



これもフラベリックの添付文書の薬理作用の説明であるが、「咳中枢興奮性の低下」などの説明もみられ、いわゆる神経の興奮を抑える系の薬物であることがわかる。



これはテグレトールの添付文書からである。その他の副作用として、聴覚異常(耳鳴、聴覚過敏、聴力低下、音程の変化)などが記載されている。

このブログの読者の方もテグレトールによる音程の変化を経験されている。(以下抜粋)

ちょっと古い話だが、私は一度精神運動発作(てんかん)と診断され、テグレトール錠100mgを朝昼晩服用していた時期がある。

てんかんの診断もショックだったが、それ以上にテグレトールの副作用に参ってしまった。まず体がふらつき満足に歩けないのと、何よりショックだったのが、今まで聞いていた音楽が全て半音下がった状態になったことだ。一時期は音楽で身を立てようと思っていたこともあったので、とてもショックが大きかった。絶対音感があるだけに尚更ショックも大きかった。

ただ、面白いことに、POPSや、レゲエ、ジャズあたりは半音下がっても「あーこういう曲なんだろうな」と思ってしまったが、クラシックだけは別。ずっとクラシックばかりやってきたせいか、聴いたことがない曲でも「何だか変」とすぐ分かってしまう。


参考
ピアニストを撃つな