オーストラリア移住は

上の写真はゴールドコースト、サーファーズパラダイスの遠景。近くではわずかに人が泳いでいる。遊泳区域を示す赤と黄色の旗が見える。
僕は、オーストラリアには2回旅行している。2回の旅行で、ケアンズ、ゴールドコースト、シドニーに行っているが、メルボルン、パース、ダーウィンなどは行ったことがない。
ケアンズはオーストリア国内でも北にあり赤道に近いため、気候的にも亜熱帯に属している。日本の暑さに比べるとまだ湿度が低いので過ごしやすいが、ハワイの方がまだ気候的には良いと思う。ただ、僕たちはオーストラリアには当地の夏(日本では冬)にしか行っていないので、他の季節ならちょっと違う感想になるのかもしれない。ケアンズはド田舎であまり人も多く住んでいない。しかし、動植物園などは揃っているので田舎と動物が好きな人はお薦め。グレート・バリア・リーフやグリーン島にも近いし、マリンスポーツなどが好きな人にはたまらない場所と言えよう。


ゴールドコーストはオーストラリアの東海岸の真ん中くらいに位置している。まあそれなりに大都会だが、人口のわりに土地が広いのか密集性が今ひとつ。僕はオーストラリアではゴールドコーストが好きだ。都会と田舎のバランスがほどよいのである。ゴールドコーストは世界の人たちがやってくるリゾート地であり、土地などがバカ高いらしい。特に近年は資源価格が上昇しており、かなりの好景気でバブルっているのである。人が集まることもあり、リゾート地なりの至れり尽くせりの観光地が揃っている。今までアップしたコアラやウオンバットなどの動物はすべてゴールドコーストの動物公園で撮影している。オーストラリアで1都市だけ行くなら、ゴールドコーストがお薦め。


シドニーは今までほとんど触れていないが、あまり好きになれなかった。かなり写真も撮っていて、いずれアップしたい。シドニーは大都会過ぎて好きになれない部分が大きい。僕は田舎はすごく嫌いなのだが、東京のように大都会でなくても良いといった感覚。でもシドニーと比べるなら東京の方が全然マシだ。都市の規模的には、福岡市くらいがちょうど良い。今住んでいる街、福岡、東京の3つでは僕は東京以外ならどちらでも良い。嫁さんは断然、東京が好きと言う。
将来、オーストラリアに移住したいと話している友人がいる。僕はそういう気にはなれない。オーストラリアは以前は移民を広く受け入れていた時期とそうでない時期があり、最近はもういいと言った感じなので、簡単に移住することが可能なのか?という問題もある。
もともと最初の移住者はイギリス、アイルランドからの人たちが多かった。第一次世界大戦後、ヨーロッパの各国からの移住も受け入れたので、オーストラリア全体の90%以上はヨーロッパ系の人たちになった。もともと白豪主義という言葉もあり、他の国々の移住は制限していたのである。ところが、第二次世界大戦で日本からダーウィンを空襲されたり、日本の潜水艦から客船を沈められたりしたため、次第にオーストラリア国家はこの広い国土を守るのに、今の人口では少なすぎるという意識を持つようになった。ある時期、広く移民を受け入れたので、近年旅行に行っても日本、中国などアジア系の現地人を良く見る。日本人では1980年代にゴールドコーストなどに旅行した人がその素晴らしさに憧れて移住し、当地で働いている人もいるようである。
僕の場合、最も制約が大きいのはサッカーが観戦できないことであろう。もちろん、オーストラリアのケーブルテレビではJ2どころか、J1すら放映していないだろうと思う。それにワールドカップ予選での日本チームの試合が放映されるかどうかさえ怪しい。あと、テレビ全般が面白くないだろうというのがある。ただ、映画については通販でなんとかなるだろうと思われる。
食事に関してもオーストラリアは平均してまずいと思う。というか、日本人はむしろ味覚が敏感すぎると思っている。ケアンズで非常に評判の良いレストランで食事をしたのだが、そのまずさに絶句した。ケアンズは亜熱帯に属するので、腐敗を恐れて塩分が多い料理になるらしい。というか、塩辛いって(笑)。
現地調達の生そのままのものは美味しいと思う。それは魚介類、海老、泥蟹、トロピカルフルーツなどである。実は牡蠣も非常に美味しいらしいのだが、僕は生涯、生牡蠣は食べないという堅い決意があり、そういうのを出されてももちろん食べない。日本の牡蠣と種類が違うので大丈夫という話もあったが、旅行中にそんな危険なことはできない。
ゴールドコーストはセレブが集まる場所なので、レストランも評判の良いところが多くなる。まあ海鮮系のものはけっこう美味しいが、オーストラリアまで出かけて行って食べるほどの値打ちとは思えない。オージービーフだって、神戸牛の方がもちろん美味しい。だいたいゴールドコーストで成功を収めたシェフはすぐにシドニーに引き抜かれてしまうという。
昨年の収穫は、バカでかいヒラメのバター焼きを食べたこと(丸1匹)。これは美味かった。あのでかいヒラメは日本では高級魚であることもあり、ああいう風には料理しない。きっと、ヒラメでもすごく安いのだろうと思った。
あと、オーストラリアの人たちは黄色人種には好意的ではない。これは現地人しか行かないようなショッピングセンターなどに行くとそれを感じる。
そのような考察から、たまにオーストラリアに出かけていって、コアラやウオンバットを見たり抱いたり、いろいろ観光するから面白いのであって、ずっと住んだら退屈でたまらなくなると思う。特に僕の場合は。
まして、歳をとってからオーストラリアなどに移住した日には、認知症にまっしぐらだと思われる。
