初診の往診 | kyupinの日記 気が向けば更新

初診の往診

家族が精神的に病状が悪すぎて、どうにもならない時、どうしたら良いかみんなあまり知らないようだね。もうこれ以上ないくらい悪くなって、やっと精神病院などに相談に行く。精神科病院からしたら、そうなる前に来てほしい。精神的に悪いと選択の幅も減るうえに危険性も増す。もし何回か入院したことがあるような患者さんなら、その病院に行き精神保健福祉士や看護師さんに相談すればなんとかなる可能性が高い。それでも、最近は事故を恐れてあまり往診をしたがらない病院が多い。もし、初診だと状況はかなり異なる。知らない患者の場合、ノコノコ往診に行ったりしたら、どのような悲惨な結果になるか想像もつかない。


こんな時は、精神病院に相談してもどうにもならないことが多いので、まず、保健所に相談する。この「保健所に相談に行く」というのが、あまり周知されていないようなのである。(現在、「移送」という制度がある) いつだったか、もう10年くらい前と思うけど、麻酔医をつれて行ったことがあるよ。麻酔をかけ呼吸管理しながら連れて帰った。だってその患者さん、初診、興奮、しかも○○と、3分の3拍子揃っていたんだもん。警察の刑事さんなども立ち会ってくれて助かった。こんな時、救急車は普通は使えないのである。もし使うならパトカーを使う。一般には往診する精神科病院の病院車を使うことが多いと思う。大量服薬とか手首を切ったとか自殺未遂系の人は救急車に乗れるみたいだね。でももう少し興奮が酷くて暴力的なら、救急車の範囲を超えるのである。