母の守り神(ワンちゃん)の死
笑顔で認知症ケア:中嶋です。今日は本当につらい記事を書きます。
私たち母子がいま住んでいるところに引っ越してちょうど8年になります。母が引越しをきっかけに認知症が発症し、自然と私が無職になって8年ということにもなります。
ある日私が最愛の母を置いて、少し遠いスーパーに出かけたときのことです。家の前に来ると、たくさんの人だかりでした。
「何があったのですか?」
「何!引っ越してきたばかりのどこかのおばあさんが、階段を滑り落ちて大怪我をしたんですよ」
「それは大変なことですね」
「近くを通った散歩中のワンちゃんが、見つけて大きな声でワンワンと叫んで飼い主を呼んだので、命に別状はなかったのですよ!」
まさか母であり、母の命を救ったのが、お隣のワンコちゃんだと知ったのは、「お母さまを、救急車にて搬送しました!連絡先は・・・」と入り口に張り紙があったのを見たからです。
それ以来そのワンコちゃんと飼い主のご家族と親しくつき合わせていただくことになりました。最近元気がなくなったと、飼い主の奥様から聞いていました。
昼過ぎにうとうとしていたらそのワンコちゃんの名を呼ぶ甲高い声がして目が覚めました。「金ちゃん!キンちゃん!!いやだ~」
夢とも現実とも思われない気持ちで、ベランダに出てみると、たくさんの人がそのワンコちゃんを抱きかかえていました。
それから一時間ばかりいたたまれなくなって、外に出ていた私。
家に帰ると母が「どうしたの!何かあったの?」
「いやなんでもないよ、キンちゃんの好きなチーズを買ってきたんだ」
「そう、それは、いいことね、私の命の恩人だからおいしいチーズにしたのでしょう?」
金ちゃんの死を知らないで、素直に買ってきたチーズを見ている母。
還暦を迎えた今年は、私の知り合い・大事な人の愛犬が次々死んでいきます。ワンコちゃんの死を知るたび「今までありがとうね、母を連れて行くのはもう少し待ってねと」仏壇に手を合わせます。
今日は非常につらい夜になるので、また徹夜して金ちゃんの冥福をお祈りします。
私たち母子がいま住んでいるところに引っ越してちょうど8年になります。母が引越しをきっかけに認知症が発症し、自然と私が無職になって8年ということにもなります。
ある日私が最愛の母を置いて、少し遠いスーパーに出かけたときのことです。家の前に来ると、たくさんの人だかりでした。
「何があったのですか?」
「何!引っ越してきたばかりのどこかのおばあさんが、階段を滑り落ちて大怪我をしたんですよ」
「それは大変なことですね」
「近くを通った散歩中のワンちゃんが、見つけて大きな声でワンワンと叫んで飼い主を呼んだので、命に別状はなかったのですよ!」
まさか母であり、母の命を救ったのが、お隣のワンコちゃんだと知ったのは、「お母さまを、救急車にて搬送しました!連絡先は・・・」と入り口に張り紙があったのを見たからです。
それ以来そのワンコちゃんと飼い主のご家族と親しくつき合わせていただくことになりました。最近元気がなくなったと、飼い主の奥様から聞いていました。
昼過ぎにうとうとしていたらそのワンコちゃんの名を呼ぶ甲高い声がして目が覚めました。「金ちゃん!キンちゃん!!いやだ~」
夢とも現実とも思われない気持ちで、ベランダに出てみると、たくさんの人がそのワンコちゃんを抱きかかえていました。
それから一時間ばかりいたたまれなくなって、外に出ていた私。
家に帰ると母が「どうしたの!何かあったの?」
「いやなんでもないよ、キンちゃんの好きなチーズを買ってきたんだ」
「そう、それは、いいことね、私の命の恩人だからおいしいチーズにしたのでしょう?」
金ちゃんの死を知らないで、素直に買ってきたチーズを見ている母。
還暦を迎えた今年は、私の知り合い・大事な人の愛犬が次々死んでいきます。ワンコちゃんの死を知るたび「今までありがとうね、母を連れて行くのはもう少し待ってねと」仏壇に手を合わせます。
今日は非常につらい夜になるので、また徹夜して金ちゃんの冥福をお祈りします。