3本足の猫
じょにおは、3本足の猫です。
数年前のある朝…
起きると、ジョニーがいなくなっていました。
家中を探してみたのですが、ベランダに出る窓の天窓(?)部分が猫の頭の幅ほど開いており…
どうやら、脱走したようです。
ウチは、マンションの1階なので、手すりさえ乗り越えればすぐに外へ出れてしまいます。
脱走するのは、良くあることだったんですが、マンションのすぐそばには、交通量の多い幹線道路が…。そこで猫やイタチが車にはねられているのを、何度も目撃しているだけに、脱走の度に大探しです。
その日も、必死でジョニーを探し、名前を呼び続けました。
いつもなら、その日に見つからなくても、翌日、長くて2日もすれば自分で戻ってくるはずです。
ところが、そのときばかりは3日経っても、4日経っても戻ってきません。
当時、私は仕事をしていたので、毎日、夕方からジョニー探しに出ていたんですが、全く見つからず、日がたつにつれ、変な胸騒ぎがしてきました。
実家の母親からのひと言で、ますます不安に…。、
「オス猫はどうしても外にでてしまう。
縄張りもあるやろうし、他の猫に追い出されたのかも知れんぞ?
あきらめたほうがええ。」
そして、脱走から8日が過ぎた頃…
仕事が急に休みになり、家で洗い物をしていた私は、
「もう帰ってこないかも。
車にはねられちゃったかも知れない。
もし、生きてたら1週間以上も飲まず食わずで、生きていられるはず無い。」
そんな考えばかりが、頭の中を巡り、半ば諦めようとしていました。
その時です。
「ニャー」
?!・・・・洗い物をしていた私の手が止まりました。
水を出しっぱなしにしていたので、空耳かもしれない。
それでも、確かめずにはいられませんでした。
私は、洗剤の泡だらけになっている手を、タオルで無造作に拭き、玄関を慌てて開けます!
そして、ドアを開けた瞬間…聞き覚えのある声!
「ニャァー」
そこにはジョニーの姿がありました。
玄関のドアを開けると、家の中に勢いよくジョニーが入ってきました!
1週間以上もの間、何も食べていなかったのでしょう。
1週間前と比べて、体の厚みが半分くらいになっているようです。
エサ入れに、缶詰を入れてあげるとすごい勢いでがっつきました。
その様子を見て、あまりの嬉しさに涙があふれ、
「どこいってたんよぉ」と、ジョニーの体を撫で、
ほっとしたのもつかの間、次の瞬間、自分の目を疑いました。
…?!
後ろ足が無い…?
尻尾も短い…?
…暗いから、気のせいやんな?
かすかに、ジョニーの体から普通ではない、特別な臭いが漂ってきます。
そして、恐る恐る玄関の電気をつけると…
やっぱり無い!!
足が無い!!
私は、パニックに陥りました。
体が薄くなったんじゃない。足が無いから細いんや!
そして、特別な臭いとは、本来、足があるはずの部位からの腐敗臭だったのです。
せっかく帰ってきたと思ったのに、ジョニーが死んでしまうかも知れん!
1人でどうしたらよいのか分からず、仕事中の純太に連絡をとりました。
「足がないねん!
病院!行きたいけど、ジョニーが帰ってきてん!
今ご飯食べてるねん!でも尻尾も半分くらいやねん!
ジョニーが死ぬかも知れん~~~~~~~~~(泣)」
こんなわけの分からない内容で非常事態を察したのか、純太は帰ってきてくれました。
相方が帰ってきたことでよぉやく冷静になった私は、ジョニーの体を観察し、体を拭き、そして2人で、すぐさま病院に連れていきました。
病院に着くと、すぐに先生が消毒を始め、
ジョニーがレントゲンや血液検査を頑張っている間、私達は事情聴取…。
そして先生が仰ったのは、
「これからすぐに手術を行います。
レントゲンで見る限り、内蔵は無傷みたいですが、最悪、オムツの着用を覚悟していてください。
それと…去勢手術はしていらっしゃらないみたいですね?一緒にやっておきましょうか?」
私達はその問いに即答した。
「お願いします!」
手術は成功し、オシッコもちゃんと自力でできるそうで、
2週間あまりで退院の日を迎えた。
脱走から約3週間経って、ようやくジョニーが戻ってきた。
↓退院直後、我が家に戻ったジョニー ※一部、痛々しい画像があります。
抜糸するまで、襟巻き猫。
毛が無いから尻尾がウィンナーみたい
しんどそう。あまり動き回らへん。
家に帰ってきて、しばらくは3本足に慣れていないため、
歩いててもバランスを崩して倒れたり、トイレのときもふらついたりしてました。
このことで、私が何より後悔したのは、
○去勢手術を早期にやるべきだった
○室内飼いとして、しつけるべきだった
ということ。
外には危険がいっぱいです。
交通事故・病気はもちろん、虐待目的にエサをまく人もいれば、
猫嫌いの人は罠(ネズミ捕りや毒饅頭など)を仕掛けたりします。
ジョニーの怪我の原因は不明ですが、獣医さんによると、
交通事故か、罠にかかった(内臓が無傷だったため)
のではないかと言われました。
私が、もっと注意していれば、ジョニーは足を失うことは無かったのです。
ペットの運命は、飼い主にかかっています。
かわいいだけじゃ飼っていけませんし、責任と義務が付いてまわります。
飼い主である私達が守っていくために、
出来ること(去勢・避妊や室内飼い、予防注射などなど)は実践しましょう。
このブログを読んで、私と同じ過ちを犯す人が1人でもいなくなればと思っています。
大事な家族との幸せな時間を楽しみましょう
これまでの長文を読んでいただき、本当にありがとうございました。
次回からは、いつもどおりのしょーもないブログに戻ります。

4本足のジョニー

