尻と女ごころ
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キタナい話です
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ここ最近、「運」をするときに、
(ワケあって当て字です)

鮮血がでてしまって大騒ぎになりました。
血便でググってみると、
恐い情報ばかりが目に留り、
「腸のガンだったらどうしよう」
エンドレスに波打つ不安をかかえながら、
大学病院の肛門科のトビラを叩きました。

待合室では自分の身辺整理を考え、
「ご家族の方と話をさせてください」
っていう告知の決まり文句みたいなのが
グルグル駆け回り、顔色も悪かったワタシですが、
診察室に入った瞬間、「ガン」
という妄想は次にきた問題によって
あっさりかき消されてしまったんです。

マズい、これは相当マズい。
よりによって担当はイケメン医師。
この人にバージンを奪われると
思うとガンどころではありません。
肛門科は女性患者の複雑な心境を理解して、
じいさんとか女性を採用するべきだと思う。
それよりも、なぜこんなイケメンが!?
腸の複雑なシステムに心を奪われたのか。
そんなワタシの胸の内を知らない先生に
促され、診察台に上がります。

はやる心が押さえられず早速フライイング。
脱ぐのはもっとあとでもよかった!!

そして、とうとううつぶせになり
空気にさらされた尻は緊張感で
冷たく、カタくなった。
ふいに、みつえばあちゃんが教えてくれた
笑い歌を思い出したのです。
「♬蜜柑の切り口菊の花、ゴボウの切り口ケツの穴」
あぁおばあちゃん。hanakoは今日別の意味で
旅立ちます!!

気づいたらデキる女風の助手が入って来て
二人がかりで未知の扉はこじあけられ、

青白い蛍光ライトの下でもう一人のワタシは
先生と目があった気がした。
この日、規則正しい便意のおかげで
用を足して来たばかりなのである。
まったく会わせるツラがない。

しかし、こちらは初心者でも向こうは
尻のベテランじゃない!
ベルトコンベアに乗ってくる
流れ作業なんだから、かりにう●ちが
ついていようとイボがあろうと
大丈夫だ。(仮にです)
専門家はソコで人間性まで否定する
権利はないだろう。
このとき、自分を慰めるために
松岡修造に励まされる妄想ステージにまで
上りつめた。

「負けるなー!!負けるなーッ!
たかが尻の穴じゃなか!皆持ってるぞ!
オレだってある。しかも皆クサくて
キタないんだ!そんなめげることはない!
負けるなーーーッッ|!」
こうして自分を保つ数分感が流れた。
長かった。

次の瞬間、無機質な診察台の上で
とうとうバージンがさらわれ、
なんだかこの一連の作業の中にいて
自分がドMになった気がしました。
そして・・・やっとこ下着を穿き、

30パーセントの確立で描いていた結果に
ありつきました。
瞬間的に先生が指から外したゴムの隅々を
チェックしたことは言うまでもありません。
ガンじゃなくて本当によかった。
けど、「たったこれだけで来たの?」的な
空気が部屋中流れ・・・、
さすがになんかの病気でもヨカったのかと
フクザツな心境で病院をあとにしたワタシです。
(※血液検査も異常なしでした。)

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