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昨日の「血栓性外痔核」の続きです。
「血栓」って分かりますよね?
血が固まって栓のようになったものです。
俗に「血豆」とも言います。
オシリに出来た「血豆」ですね^_^;
「血栓」というと「脳血栓」を思い浮かべる人が多いです。
これは脳に行く血管が詰まってしまって脳に血液が行かなくなった状態。
血管には動脈と静脈の二つがあるのはご存じですよね?
脳血栓は動脈に血栓が出来ますが、
血栓性外痔核は静脈に血栓が出来ます。
つまりオシリに血液は送られてるんですが
帰り道の血管が詰まってしまった状態なんです。
だから戻れなくなった血液がたまって腫れるんです。
だけど血栓は時間が経つと少しずつ溶けて吸収されます。
そうすると詰まっていた血管が流れ出します。
だんだん痛みもなくなって、腫れていたところもしぼんできます。
痛みのピークは2~3日。
中には全く痛みがないという患者さんもおられますが普通は痛いものです。
1週間くらい経つと腫れはありますが触っても痛くなくなってきます。
腫れがひくのにはだいたい1ヶ月くらいかかることが多いです。
気長に待てば大丈夫です。
要するに血栓が溶ければ治るわけです。
薬をつけたから、座薬を入れたからと言って、血栓が溶けるわけではないので、薬で治る病気ではありません。
時間が経てば治る病気です。
ですから痛みを緩和するための治療となります。
痛み止めの軟膏を塗ったり、痛み止めを飲んだり
いわゆる「対症療法」となります。
だから痛みがなければ薬すら必要ないんです。
痔の薬が効かない・・・
と言って来院される人も多いですが、
痔の薬を塗っても血栓が溶けるわけじゃないからなんです。
ただひたすら血栓が溶けるのを待つしかありません。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
どんな人にもなつきます。
人が大好き♥犬も大好き♥
どんな人にもなつきます。
人が大好き♥犬も大好き♥
いつまで待っても腫れがひかず、どんどん痛くなるようなら治療が必要な場合もあります。
何ヶ月経っても、何年経っても腫れがひかず、
邪魔だから切除したケースもありますがこの15年でたった二人です!
年間、平均五千人の患者さんを診ていますので15年で
5,000×15=75,000人、
そのうちたったの2名です。
それくらい切らなくても治っている人が多いと言うことです。
オシリに出来た血豆
「血栓性外痔核」
切らなくても治る痔
「血栓性外痔核」
消えてなくなる痔
「血栓性外痔核」
風邪と似ていますよね?
風邪も一時的なもので治りますよね。
ある意味、血栓性外痔核は「オシリの風邪」かもしれません。
あなたのオシリは風邪ひいてませんか?
