物語「想いをカタチにする」 8
第一章 はじめまして・こんにちは
[コンビ誕生] 3-2
レターが届いたのは、金曜日。
週明けの月曜日に
‘なおの時間がある時、電話してもいい?’
という内容のメールを送って、
ちゃんと電話で話そうと決めた。
一段ずつ階段を登るように、
なおの胸の中に飛び込もうとする。
断れるのが怖かった。
忙しい時間帯に電話して
迷惑をかけるのが嫌だった。
沢山の説明が必要だと想っていた。
ちゃんとした自分でなければいけない
引き受けて貰えない
いろんな想いが浮上してくるのを感じた。
けどね、締め切りまで時間がない。
‘言っちゃおう!’
週明けに連絡すると、決めた!
どきどきわくわくの週末を過ごした。
どきどきしながら、朝、メールを送ると
夕飯を作っている時に返信メールが届いた。
‘今ならいいよ’と・・・
今、電話しようかどうかを考えた。
‘案ずるが生むが易し’
‘2人で原稿を書いてコンテストに応募しよう’
と、私が言うと・・・
なおは‘面白そう!!’
‘やろう!’‘やろう!’と言った。
いろんな事を考えていた自分が面白く感じた。
‘シンプルでいいんやわ!’
そう、想った。
絡んでいた糸を9年の年月をかけて解きながら、
ようやく一本の糸になり何かを生み出す。
そんなイメージが浮かんできた。