東海道漫遊二日目。

 

静岡を後にして向かったのは焼津。

 

焼津と言えば、"海"のイメージ。

 

そんな焼津に、重伝建に選定されている小さな山村集落があります。

 

重要伝統的建造物群保存地区(通称:重伝建)

文化財保護法に基づき市町村が指定した伝統的建造物保存地区の内、特に価値が高いものとして国が選定したもので、令和元年12月時点で全国43都道府県100市町村120地区が選定されています。

 

花沢山の麓に佇む30戸程の小さな集落。

 

◆花沢◆

(重要伝統的建造物群保存地区)


 

隠れ里風情の集落ですが、焼津駅からタクシーで10分程度と、意外にもアクセス良し。

 

梅がまだ咲いていました。

 

 

ここ花沢は奈良〜平安時代には焼津と静岡を結ぶ峠道。

 

万葉集にも詠まれた"奈良時代の東海道"です。

 

鳥のさえずりと小川のせせらぎ…

 

 

自然の音に癒され、街道を進みます。

 

黒板塀の中、ここだけ青い板塀。

 

 

明治時代後期からはお茶や蜜柑、養蚕が主産業となりました。

 

山の斜面を登る農業用の…

 

 

家屋の片隅には無人蜜柑売場。

 

 

傾斜地に続く石垣の風景。

 

 

山里風生け花。

 

 

眩く咲き誇る桜。

 

 

 

かつて、多くの人々が往来した街道も今ではひっそり。

 

 

石垣だけが歴史の目撃者?

 

黒板塀と石垣の織りなす和の美。

 

 

小川には魚たちの群れ。

 

 

夏には蛍も?

 

水車小屋もあります。

 

 

花沢の象徴、長屋門造りの民家。

 

 

両側を繋ぐ部分は部屋になっています。

 

かつて、蜜柑の収穫時に出稼ぎに来た人々が寝泊りをしたそうです。

 

敷地の一角には喫茶店。

 

 

ここから少し進むと、駿河三十三観音霊場第十番札所の法華寺があります。

(これは次回の記事で)

 

そして、

 

峠道への入口が続きます。

 

 

穏やかな春色に包まれて。

 

 

集落から下る途中、斜面を見上げると、"オシャモッシァン"と呼ばれる巨石が。

 

 

歯通や子供の病気にご利益があると言われ、花沢の人々が信仰してきたそうです。

 

数分下れば、花沢の里の入口に到着。

 

 

向かいには大きな駐車場やトイレも。

 

次回は花沢の寺院の記事です。

 

続く右矢印

 

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