「横山郷土館」の裏手を進むと、突然、パステルカラーの洋館風の建物が現れます。
「旧栃木市役所別館」です。
グリーンと桜のピンクが最高にマッチしますね。
明治16年までは栃木市が県庁所在地でした。
何故、宇都宮市に移ったかは諸説あるそうですが、藩から県へと移行する際、官軍(天皇側)か賊軍(幕府側)かで、分けられたという定説があるそうです。
けれど、栃木は一旦は栃木市が県庁所在地であったので、他に政治的な事情があったのでしょうね。
かつて県庁があった区画はお堀が巡らされています。
それが、今も遺る「県庁堀」です。
銀に金にお堀の主!
「県庁堀」の角にある県立栃木高校には、文化財指定の「養正寮(記念図書館)」があります。
大正時代の建築で、学習室や集会場として今も利用されているそうです。
構内には、この他にも登録文化財の「講堂」があります。
文化財のある高校というだけで素晴らしいですが、偏差値も65超の優秀校。
「県庁堀」から巴波川の方へ戻ると、所々に、趣のある商店や家屋が点在しています。
そして、小径に入って行くと、またまたパステルカラーな建物が。
登録有形文化財の「栃木病院」です。
しかも、現役!
当時の栃木人はパステルグリーン好きだったのでしょうか??
軒下の通気口も何だかモダン。
新しい栃木病院も隣りに併設されて営業していました。
「栃木病院」から通りを渡ると、「例弊使街道(レイヘイシカイドウ)」です。
江戸から日光東照宮へと、奉献用の物資を運ぶ勅使(例幣使)が通った街道です。
ここから先、500m程が重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
(重伝建大好き!)
そんな街道の入り口にあるのがこの重厚な石壁の建物。
江戸末期からの肥料・履物商「舘野家住宅店舗」です。
外観こそベランダやアーチ型の窓と洋風ですが、内部は木造だそうです。
個人宅で公開はされていません。
その並びにも重厚な蔵が。
振り返ると、土曜だと言うのに、ひと気が無いのが寂しいけれど、いい雰囲気の町並み。
手前の灯篭のある家屋は有形文化財の「野口英三商店」です。
少し先にある蕎麦屋「香取屋」さん。
そそる店構え。
その向かいに…かなり年季の入ったボロ蔵が。
これも歴史ある町ならではの光景ですね。
それでは、最大の見所、「岡田記念館」へ向かいます。
続く



















