初日の宿は赤湯温泉の名旅館、「上杉の御湯 御殿守」さん。
前回から5年振り。
その名の通り、かつては上杉家の湯殿だった創業380年を誇る温泉宿です。
5年前に初めて訪れた時、館内に白檀系のいい香りが漂っていて、それがお香好きになったきっかけでした。
今回もその香りのお出迎え…感動。
入口を入ってすぐの所にある毘沙門天コーナーも健在。

資料館「時の倉」には謙信や鷹山の書状をはじめ、上杉家ゆかりの資料が所狭しと展示されています。
5年前には無かった甲冑コーナー。
さて、お部屋ですが、
ゆったりとした和室。
一人旅の為、予約時は小さめな洋室の案内でしたが、グレードアップしてくれていました。
当日はほぼ満室の様子だったのに、感謝です。
気分上々で、夕飯の前のひとっ風呂。
お風呂への通路を通ると、鳥のさえずり音が流れてきます。
通路から和みますね。
(防犯上も有効?)
ここ「御殿守」さんには東湯、西湯、貸切風呂とあり、岩をくり抜いたお風呂や、青森ヒバのお風呂、樽、枡とか…全12のお風呂があります。
こちらは西湯。東西は時間帯で男女入れ替え。
存分に湯巡りを堪能しました。
身体の芯までしっとりじわ~っと染みる名湯です。
(泉質は、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉)
国内では秋田県の玉川温泉のみで産出され、天然記念物指定もされている北投石が露天風呂に入れられています。
温泉の成分が石化したものだそうで、ラジウム放射線を有するそうです。
館内の片隅に展示されていました。
蛍光性もあるらしく、何とも不思議な鉱石。
ところで、赤湯温泉の名前ですが、
平安時代に東北平定の折り、源義綱の家来が発見した温泉で戦の傷を癒したところ、お湯が真っ赤に染まった…
という、ちょっとグロい伝承に由来するそうです。
(諸説あるみたいですが)
翌朝。
朝食前にちょっと散策。
宿は後方の烏帽子山に面して建っていて、中庭から裏手に崖沿いの散策が楽しめます。
ちょこちょこ、トトロワールド。
崖に設けられた階段を上がっていくと、足湯が。
赤湯の町並みと田園風景を望みながらの足湯もまた一興ですね。
更に、崖に横穴を空けて作られた横井戸跡。
龍洞穴とも呼ばれ、かつてはこの井戸水で野菜とかを洗っていたのだとか。
春には烏帽子山の桜が満開になり、更に見所満載になるのでしょう。
お風呂の後は…楽しみな夕飯です。
続く













