香取神宮参拝と佐原散策の後に鹿島神宮に訪れました。
佐原から霞ヶ浦を越え、20分程。
駅から何気にハードな坂を登って一直線の参道に。
途中、この地ゆかりの剣豪 塚原卜伝の銅像や記念コーナーもあります。
参道を進むと、真新しい鳥居が見えてきました。
眩い木造鳥居。
杉のいい香りが漂ってきます。
震災で倒壊してしまいましたが、3年の歳月を経て、境内の杉を使って再建されました。
境内で何十、何百年もの歳月をかけて育った杉を使って再建とは、素敵ですね。
震災前と、
倒壊後。
鹿島神宮は香取神宮と共に地震を起こす大ナマズを鎮めているという伝承が残りますが、その鹿島神宮の鳥居が倒壊したと聞き、当時、とてもショックを受けました。
けれど、TVのインタビューで、鳥居が身代わりになってくれたと、町の人が話していたのを観て、その物の捉え方や鹿島神宮への想いに感銘を受けた事を覚えています。
それが、以前よりも素敵で立派な鳥居になって…感動。
それでは、先に進みます。
鳥居をくぐって振り返ると、
ちょうど鳥居の真上に太陽が。
鳥居から先は木々が生い茂り、ヒンヤリした空間が広がっています。
今まで幾度か参拝していて気付かなかったのですが、
手水舎の後ろに摂社が鎮まる場所があります。


境内末社の沼尾神社と坂戸神社の遥拝所もあって、ぐっと厳かな雰囲気。
参道に戻り、
荘厳な楼門の元へ。
木漏れ日が当たって、一段と神々しく映えます。
この楼門、筥崎宮や阿蘇神社と並んで日本三大楼門に数えられています。
また、「鹿島神宮」の扁額は香取神宮同様、東郷平八郎の筆によるもの。
楼門の中、上を見上げると、松と鳩の装飾に、
菊の御門。
楼門を抜けると、右手に拝殿です。
御祭神は武甕槌大神。
(タケミカヅチノオオカミ)
天照大神に命ぜられ、経津主大神を従え、出雲の国に降り立ち、大国主命に出雲の国を譲らせた神様です。
藤原氏の氏神とも言われ、この鹿島神宮から春日大社も勧請されています。
また、武甕槌大神が鹿に乗って降臨したという伝承から、鹿を聖なる眷属と捉え、境内には鹿園もあります。
寺社と鹿と言えば、奈良が有名ですが、その鹿は元々、ここ鹿島神宮から移されたものです。
が、今の鹿達は春日大社から逆輸入したものだそうです。
拝殿の前に小振りな鳥居があるのが少しおもしろい。
一般的な神社は南向きですが、鹿島神宮は北を向いています。
これは、当時はまだ未統治の地であった東北(蝦夷地)に睨みをきかせる為だったと言われています。
ただ、御本殿の中の神座は東を向いているそうです。
拝殿は立派な灯籠に囲まれています。
拝殿、幣殿と続き、その後ろに御本殿が鎮座。
御本殿は2012年から修復工事が行われていましたが、今年の2月に竣工。
香取神宮と同じく、新しい檜皮葺きの屋根が艶やかに輝いていました。
御本殿の背後には御神木の大杉がそびえています。
樹齢1000年を越えると言われています。
社殿の向かいには、仮殿と摂社 高房神社。
それにしても、木々がデカい…
参拝を済ませて、
奥参道を進みます。
鬱蒼とした木々のアーチの中を、
神域の奥へと…
続く