昨年の夏、母が帰天しました。
母の旧姓は貝嶋といいますが、綾小路家と貝嶋家は、深い縁のある親戚です。
両親戚には、不思議なジンクスと申しますか、パターンがございまして、非常に夫婦仲が良かった場合、伴侶が帰天すると、そのあとを追いかけるように、残された伴侶が1年後に帰天するのです。
あと1ヶ月で母の帰天から1年が過ぎますが、先月急に父が衰弱してまいましたので、私は、
「ひょっとするとお別れの時が近いのかも…」
と思っておりました。
しかも、
「帰天の準備ができましたので、お別れの覚悟をしてください」
というインスピレーションが降りてきましたので、覚悟せざるを得ませんでした。
ところが、かなり衰弱した父でしたが、「父の日」が近づくにつれ、体力が徐々に戻ってきました。
「父の日」の前日6月20日(土)、仕事がひと段落ついた私は、父の見舞いに行こうとしますと、偶然、同時刻に仕事が終了した妻が同行できることになりました。
妻にも何らかのインスピレーションが降りたのでしょうか、
「今日は、一緒にお見舞いにいきたい」
といいますので、急いで支度をして、出発しました。
一週間前は、まともに言葉を発することもできず、起き上がることもできなかった父が、その日は特に体調が良かったようで、たくさん会話ができました。
私は、
「これなら、大丈夫かもしれない。
あのインスピレーションは、妄想だったのかも…( ̄▽ ̄;) ほっ」
と胸をなでおろしました。
しかし、残念なことに、6月25日(木)の昼頃からまた病状が悪化し、6月28日(日)の朝、
「お父様が就寝後、眠られたまま帰天されました」
という報告が施設から入ったのです。
私は、すぐに施設に向かいました。
そこには、ほのかな笑顔で横たわる父がおりました。
亡くなる24時間前には、
「誰か壁のところに来ているよ」
と介護士に説明していたそうです。
「帰天の際には、導きの天使や先に亡くなった縁故霊が迎えにくる」
という話は生前からよく伝えておりましたので、もし、あの笑顔の意味がそうなのでしたら、父は幸福感に包まれて帰天できたに違いありません。
私は随分前から覚悟を決めておりましたので、自分が泣くなんていうことは思ってもいなかったのですが、話をし始めますと、急に嗚咽の思いが溢れ出してきました。
「うそでしょ?
なぜこのタイミングで泣きそうになるんだ !? (◎_◎;)」
なんとか頑張って嗚咽を抑えて話をしましたが、この心の変化は私にとって想定外でしたので、吃驚しました。
しかし、告別式が終わって、ひとりでぼんやりしていると、こんなインスピレーションが降りてきました。
「あの嗚咽は、君から出たものではない。
あのとき、お父さんが横に立っていて、
君の話を聞きながら、皆さんに最期の挨拶をしていたんだ。
霊的な心情では、横に立っているというよりは、
君の魂と一体化していたので、
お父さんの思いがそのまま伝わってきて、
自分が嗚咽したように感じてしまったんだと思う。
お父さん、とても喜んでいて、有則によろしくと言っていたよ」
父が闘病中の間は、たくさんの友人が父のために祈ってくださいました。
お祈りくださった皆様、本当にどうもありがとうございました。
心より感謝申し上げます。(_ 人 _)
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