おはようございます。エイベット碓井です。
連休終わりました。
今日からまた頑張っていきましょう~!
今朝は昨日の記事と反して少し悲しいお話しなのです。
なかなかこの記事をアップするタイミングがなかったので・・。
長いのでお時間ある時に読んで頂けたらと思います。
エイベットから里親さんになって下さった方から
「朝日新聞の記事見ました?」 と切り抜きを頂きました。
文章見えないと思いますので要約します。
~~~~~~~~~
宮城県の「高瀬西石山原仮設住宅」でのお話。
震災後に仮設住宅に暮らしていた人の心のケアの為に
ペットの飼育が許可されて、
ある夫婦が猫を1匹連れてきました。
ある日、部屋の前でトラ猫を見つけて、やがて5匹の子を産みました。
広場で仔猫達がじゃれあっているのを
多くの住人さんが出てきて、ご飯をあげる人もいました。
けれど、新しく建てられた災害公営住宅では、ペットの飼育が出来ないそうで・・
ネコたちの面倒を見ていた入居者達はつぎつぎと引っ越していきました。
最初の1匹をつれてきたご夫婦も
津波で全壊した町内の家を直して、昨年の5月に仮設を出てしまいました。
その際に、元気な数匹を残して、十数匹を家に連れていきました。
数ヵ月後に仮設を訪ねると、
ネコさんが30匹に増えていました。 住人は20人なのに・・。
そしてこの春、仮設住宅を出る70代の女性は、
昨年秋に玄関のそばで見つけた仔猫と暮らしていますが
災害公営住宅では飼えないので、置いていくことになっているそうです。
この地元に暮らしている女性が
昨年から納屋の中をネコに荒らされるようになったそうで・・
「苦情を言いたいがネコを飼うのが被災者なので文句は言いづらい、もうじき仮設はなくなるので我慢します」と・・。
この仮設住宅では、この5月のGWまでに住人全てが退去することになったそうです。
果たしてその後のネコはどうなってしまうのでしょうか。
~~~~~~~~~
というお話です。
私は当事者ではありません。だから軽々しく何も言えません。
けれどひとつ思うのは・・
仮設住宅ではペットOKなのに、災害公営住宅ではダメ・・。
なぜなのでしょう?
心のケアを目的としたならば
今後もそのケアは必要なのではないでしょうか?
震災にあって傷ついた人が、猫さんに慰められて
そして、また災害公営住宅に移る時に、猫さんを置いていく葛藤に悩む・・。
こんなのおかしいのでは・・と思います。
だったらペット可住宅に住めばいいじゃない?っていうのは
このケースでは当てはまらないですよね。
仮設住宅に入らざるを得ない状況になってしまったのは
その人のせいではないのだから。
この後のネコさんはどうなるのでしょうか。
わたし達に出来ることは?色々考えてしまいます。
今は、最初の1匹を連れてきたご夫婦が毎日ご飯をあげに通っているそうです。
餌代は、月に2万円ほどかかるそうです。
「そこの猫たちってどうなるのかニャ?」
「ん~どうなるのだろうね・・」
「もう人間の用済みってことニャ~?」
「うーん・・どうすればいいと思いますか?」
「災害仮設住宅をペットOKにすればいいのニャ」
「私も、少なくともそうして欲しいなと思います。何でダメなんだろう~?」
「人間の作るルールは、いっつもどこかおかしいのニャ」
「私も 心から同意します」
人間の生活がままならない時に、猫のことなんて・・という考え方も
もちろんあると思います。
けれど、大変な時であってもこのご夫婦みたいに、
年金から必死で月2万円を捻出して
猫にご飯をあげに通っている人もいるわけで。
ここの猫さん達には全く何の落ち度もなく
むしろ、人間の心の傷を癒してくれた存在ですよね。
そしてずーっと人間からご飯を貰って生きてきていて・・
中には室内飼育から急に外に出された子もいるのでしょう。
仮設住宅が取り壊されて、
この場所に猫が暮らし続けられなくなったり
餌やりさんが、この場所に入れなくなったりしたら
殺処分されなくても、
きっと生きてはいけないだろうと思います。
かといって、餌やりを続けられるとしても、このままでは
増えていく一方だとも思います。
行政が不妊手術をしてくれたらいいのだけど・・・きっと無理だし
そしたらいつかこのご夫婦も餌やりが続けられなくなるでしょう・・。
災害公営住宅をペットOKにしてくれれば
きっと半分以上は連れていってもらえたのではないでしょうか?
この仮設住宅だけではなくて
他でも同じようなことが起こっているのではないでしょうか?
そしたら、今からどれだけの犬猫が困った思いをするのでしょうか・・。
大阪も、南海トラフがいつおきるか、と言われていますよね。
日本に住んでいて、阪神淡路、東日本、そして熊本の震災をみていて
他の地域の人もみんな災害の怖さを考えます。
その時に、皆さん家で暮らす動物のことは考えますよね。
阪神淡路の時よりは東日本の時、東日本の時よりは熊本の時
どんどん動物同伴のシェルターなども増えていると聞きました。
けれどシェルターまで動物同伴OK
仮設住宅まで動物同伴OK
その後の生活の方が長いのに、とても難しいですよね。
もちろん私にもこんな難しいことに答えが出せる訳ではありません。
行政の苦労もわかりません。
実際に被災していないからわからないのかも知れません。
そして私がこんな事を書いている間にも
実際に行動しているボランティアさんも沢山いると思います。
猫さんは人間を癒す為だけに存在している訳ではなくて
猫さんも犬さんも命ある生き物、
一生懸命生きていると思います。
用が済んだら終わりではないし、
かといって、この猫さんを置いていった人たちを責める気にもなれないし・・。
本当に難しいです。
私は震災がきたら、うちの猫達をどう生かしてあげられるのか
改めて考えなくてはいけないと思いました。
この記事は、本当は11日にアップするつもりでした。
その時の方がもっと感情的な内容になっていました。
少し時間を置いて自分で書いたものを見直して
そのうえでもう一度やっぱりアップしようと思いました。
何か答えが見つかった訳でもないし
何も良いことが書けないのですが
この事も知らないよりは知っておくべきことなんだと感じました。
何も出来なくても知ることは大切です。
知らなくては考えることも出来ないのだから!
週明けから重いお話しでごめんなさい。
それでも最後まで読んで下さってありがとうございました。
動物が楽しく幸せに暮らせない世界でも
人間の幸せに繋がっていくのでしょうか?
「長いお話しだったニャ~」
活動をたくさんの人に知って頂く為に、現在ランキングに参加しています。
ぜひぜひ応援の1クリックお願いします
![]()

***************
エイベットは大阪府松原市を拠点に、獣医師が中心となって活動している団体です
*獣医師への啓発、教育活動
*保護動物への医療支援活動(ワクチンや、避妊去勢手術を支援価格でご提供)
*里親探しのお手伝い
*TNR活動支援として、捕獲器の貸し出し、避妊去勢手術支援
等、様々な活動を行っております。
エイベットの支援を必要とされる方や
詳細を知りたい方は、メールでお問い合わせくださいませ。
sokosta@avet-m.osaka.jp
エイベット 相談窓口 担当者 碓井(うすい)
*里親募集につきましては、全て代理募集となっておりますので
保護主さんと里親さんのご縁を繋ぐのがエイベットの役割です。








