10日ほど前だろうか、以前から食事中の傾眠が強く、
この日も朝から食べながら箸を落とす、味噌汁椀を傾けてこぼす、
テーブルの天板の模様をおかずと間違えて、箸でつかもうとする。が
ずっとだった。
声をかけると「起きてるわっ!!」と怒鳴り、
黙るとこっくりこっくりし、食事だけで1時間かかるというね。
そんな日のお昼ご飯の準備に行ったら、
とうとう恐れていたことが・・。
いつもたばこは台所の流しの前に椅子を置き、
流し台の上の水入りの灰皿に捨てていたのだけれど、
吸ったまま、うたた寝してしまったらしい。
床のマットに、くっきりたばこの焦げ跡。
火事にならなくて本当に良かった。
そして本人は当然焦がしたことも忘れている。
夕方、晩御飯の準備に行くと、今度はこの焦げたマットが
流し台の中に
もう上のものも、下のものも判断がついていない。
今回は幸いにもマットが焦げたくらいで済んで良かったが、
古い木造の家。
火がついたら一気に燃え上がるだろう。
ご近所への類焼も簡単に想像がつく。
と、いうことで、本人には悪いが、
タバコ・ライター・タスポ・灰皿を片付け、
タスポが入っていた財布のポケットには
「たばこは買えません」
のメモを入れた。
それでも本人は買い物メモに毎回、タバコと書いている。
近所のスーパーは外の自販機でしか販売していないので、
どう考えても買えはしないのだけれど・・。
そしてメモを書いてはいるものの、
書いたことも忘れてるし、出かけることはほぼ無いのだけれど。
それでも、もっと「たばこ」「たばこ」と言うかと思ったら
やっぱり忘れてる時間のほうが多いのか、
私に、たばこのことはたまにしか聞いてこない。
「うんうん。また買ってくるわ~」とか
「探しとくわ~」で、なんとかごまかせている。
とにかくご近所さんに迷惑だけはかけたくないしね。
本当にたばこが苦手だった私には、
灰皿掃除や、吸っているときやそのあとの髪の毛にまとわりつく臭いから
解放され、ダブルでほっとした。

