ハーヴェスト・ムーンのビール工房見学&テイスティング講座に参加してきました。

【ビールづくりに必要な原料のお勉強】
ビールをつくる要素:麦芽、ホップ、お水、酵母について、ブルワーの園田さんに教えていただきました。
1. 麦芽
発芽させた二条大麦が乾燥して眠った状態。
糖分を酵母が食べてアルコールになることでお酒になります。
小麦の麦芽は泡持ちが良くなります。
温度、水分によって変わる発芽酵素の働きを利用して、糖化、カラメル化。
ドイツ、イギリス、カナダから輸入したものを使っています。
ベースモルトと、風味付け、色付けに使うカラーモルトにわけられます。
・ ピルスナーモルト
・ ペールモルト
・ クリスタルモルト
・ カラメルモルト
・ ブラックモルト
・ ウィートモルト (小麦)
試食。モルト大好き!

2. ホップ
雌の株を乾燥させ、ペレット状になったものを使っています。

ホップには抗菌作用、そしてリラックスにつながる香りの成分があります。

・ ザーツ チェコのホップ
清々しい香り。

・ テトナング ドイツ

・ カスケード アメリカ
ピリッとした香り。
ブラウンエール、ニューイヤーピルスに用いられています。

3. お水
硬度、ミネラルがビールの出来あがりに関与します。
軟水は色の薄いビールになります。
純水ではなく、適度なミネラル分が酵母が働くために必要です。
浦安はややミネラル分のある軟水。
安全、安心のお水です。
4. 酵母
酵母には主に3種類あります。
① 下面発酵酵母 ラガーイースト Lagar Yeast ボトムファーメンテーション (Bottom fermentation)
② 上面発酵酵母 エールイースト Ale Yeast トップファーメンテーション (Top fermentation)
③ 野生酵母酵母 Wild yeast ベルギーのランビックや、アメリカのサワーエールなどに用いられる酵母です。(spontaneous fermentation)
ハーヴェスト・ムーンではラガーイースト、エールイーストを使用しています。
【工場見学】
お店からも見える、普段はいることのできないビール工房の見学!

奥のタンクで糖化 (2時間)
手前が濾過をするタンクです。
ホップの殻も濾過の役割を担っています。
一番搾り麦汁を抽出したあと、上からお湯をかけて二番絞りまで使っています。
三番絞りくらいまで使っているビールもあるとか!?
(1時間半)
釜に戻して煮沸、ホップを加えます。
苦味を出したいときは長くホップを入れておく必要がありますが、香りは揮発性なので、煮沸のタイミングに合わせて入れる。
たんぱく質を固めて取り除く働きもあります。
(70分から90分)

そののち、ワールプールタンクへ。
渦を巻くように流れて、真ん中にたんぱく質やホップが溜まるようになっています。
(20分)

90度くらいあるので、熱交換器で冷まして、タンクへ。
酵母を麦汁に加えると増殖し、酵母が糖分をアルコールと炭酸ガスに変えます。
▶ 下面発酵 6度から10度 発酵熱があるが、タンクを冷やしながら
1週間から10日で酵母が麦汁の糖分を食べきって、糖度が変わらなくなります。(主発酵)
ほぼ出来上がり
酵母は下に沈む性格があるので下面発酵と呼ばれています。
▶ 上面発酵 16度で酵母を添加
アルコール度数5パーセントのビールで主発酵5日、熟成です。
上面発酵酵母は糖分を食べきると上にあがる性質があり、フルーティな味わいのビールになります。
ハーヴェストムーンでは発酵タンクと熟成タンクを兼用、下面発酵酵母の性質を利用し、下から回収します。
では上面発酵は?となるのですが、
発酵中はバルブをあけていますが、閉じると圧がかかり上面発酵酵母も下に沈むようにできているので、無事下から酵母がとれるようになっているのです。

ラガーは仕込みから35日後にビールになります。
エールは21日。
※アルコール度数によって前後します。
タンクでの一回の仕込みは1,000リットル、中瓶 2,000本に相当します。
大 2,000リットル ピルスナーとシュバルツです。
小さいタンクは1,000リットル。
ビールの液種はピルスナーが全体の50パーセントを占めていて、ピルスナー専用タンクが5本あります。
ロティズ・ハウスの窓から見えるタンクは100リットル、限定ビールのためのタンクです。

ピルスナー、ペールエール、ブラウンエールは濾過して詰め、濾過しないものはストレーナーを使って樽詰めします。
瓶詰めは3階でやっているそうです。
発酵タンクのほか、BBT 製品タンクがあります。
ロティズ・ハウスの営業時間はお店に直結しているので、工房からのできたてビールが飲めるんです!
繁忙期は5日くらいで空になるそう。

ビールづくりについて説明いただきましたが、ブルワーさんは力仕事だけでなく、酒税の申告、受発注など、いろいろやるべきことがあって、とにかく多忙。
さらにイベントの出店などもありますし、体力と気力、知力、ビールへの愛がなければできないお仕事です!
ビールの原料&ビールができるまでを見学したあとは、お部屋にもどってテイスティングです。

【ロティズ・ハウスにまつわる記事】
ビール工場&直営レストランの中で、たぶん一番多く訪れている場所です。
ブログ開設以来、普通に飲みに行った記録以外のビール工場見学・ビールなイベントの記事を集めてみました。
探せばもっとありそうですが……
◯ 2009年7月のホップの勉強会
・ホップ塩・ホップ茶が登場
◯ 2010年1月の工場見学 ・工場内・工場のタンク
◯ 2010年2月の工場見学
◯ 2010年4月 ビアボーズの会
◯ 2010年5月の10週年イベント
ビールタンクにホップを投入体験
◯ できあがった10週年記念ビールを楽しむ会(2010年7月に開催) 写真がブレブレ……
・ビールのスタイルはインペリアルピルスナー
◯ 2011年9月 ビールのイベント ピア・ルアウ
クラブイクスピアリで開催されたイベントは、2013年よりイクスピアリ 2F セレブレーション・プラザで開催されるイクスピアリ・クラフトビア・セレクションになりました。
2015年も開催決定です。
ビアガーデンもオープンするので、夏が待ち遠しい!→ イクスピアリ・クラフトビア・セレクション 2015 (PDF)

〓ゆうき〓

【ビールづくりに必要な原料のお勉強】
ビールをつくる要素:麦芽、ホップ、お水、酵母について、ブルワーの園田さんに教えていただきました。
1. 麦芽
発芽させた二条大麦が乾燥して眠った状態。
糖分を酵母が食べてアルコールになることでお酒になります。
小麦の麦芽は泡持ちが良くなります。
温度、水分によって変わる発芽酵素の働きを利用して、糖化、カラメル化。
ドイツ、イギリス、カナダから輸入したものを使っています。
ベースモルトと、風味付け、色付けに使うカラーモルトにわけられます。
・ ピルスナーモルト
・ ペールモルト
・ クリスタルモルト
・ カラメルモルト
・ ブラックモルト
・ ウィートモルト (小麦)
試食。モルト大好き!

2. ホップ
雌の株を乾燥させ、ペレット状になったものを使っています。

ホップには抗菌作用、そしてリラックスにつながる香りの成分があります。

・ ザーツ チェコのホップ
清々しい香り。

・ テトナング ドイツ

・ カスケード アメリカ
ピリッとした香り。
ブラウンエール、ニューイヤーピルスに用いられています。

3. お水
硬度、ミネラルがビールの出来あがりに関与します。
軟水は色の薄いビールになります。
純水ではなく、適度なミネラル分が酵母が働くために必要です。
浦安はややミネラル分のある軟水。
安全、安心のお水です。
4. 酵母
酵母には主に3種類あります。
① 下面発酵酵母 ラガーイースト Lagar Yeast ボトムファーメンテーション (Bottom fermentation)
② 上面発酵酵母 エールイースト Ale Yeast トップファーメンテーション (Top fermentation)
③ 野生酵母酵母 Wild yeast ベルギーのランビックや、アメリカのサワーエールなどに用いられる酵母です。(spontaneous fermentation)
ハーヴェスト・ムーンではラガーイースト、エールイーストを使用しています。
【工場見学】
お店からも見える、普段はいることのできないビール工房の見学!

奥のタンクで糖化 (2時間)
手前が濾過をするタンクです。
ホップの殻も濾過の役割を担っています。
一番搾り麦汁を抽出したあと、上からお湯をかけて二番絞りまで使っています。
三番絞りくらいまで使っているビールもあるとか!?
(1時間半)
釜に戻して煮沸、ホップを加えます。
苦味を出したいときは長くホップを入れておく必要がありますが、香りは揮発性なので、煮沸のタイミングに合わせて入れる。
たんぱく質を固めて取り除く働きもあります。
(70分から90分)

そののち、ワールプールタンクへ。
渦を巻くように流れて、真ん中にたんぱく質やホップが溜まるようになっています。
(20分)

90度くらいあるので、熱交換器で冷まして、タンクへ。
酵母を麦汁に加えると増殖し、酵母が糖分をアルコールと炭酸ガスに変えます。
▶ 下面発酵 6度から10度 発酵熱があるが、タンクを冷やしながら
1週間から10日で酵母が麦汁の糖分を食べきって、糖度が変わらなくなります。(主発酵)
ほぼ出来上がり
酵母は下に沈む性格があるので下面発酵と呼ばれています。
▶ 上面発酵 16度で酵母を添加
アルコール度数5パーセントのビールで主発酵5日、熟成です。
上面発酵酵母は糖分を食べきると上にあがる性質があり、フルーティな味わいのビールになります。
ハーヴェストムーンでは発酵タンクと熟成タンクを兼用、下面発酵酵母の性質を利用し、下から回収します。
では上面発酵は?となるのですが、
発酵中はバルブをあけていますが、閉じると圧がかかり上面発酵酵母も下に沈むようにできているので、無事下から酵母がとれるようになっているのです。

ラガーは仕込みから35日後にビールになります。
エールは21日。
※アルコール度数によって前後します。
タンクでの一回の仕込みは1,000リットル、中瓶 2,000本に相当します。
大 2,000リットル ピルスナーとシュバルツです。
小さいタンクは1,000リットル。
ビールの液種はピルスナーが全体の50パーセントを占めていて、ピルスナー専用タンクが5本あります。
ロティズ・ハウスの窓から見えるタンクは100リットル、限定ビールのためのタンクです。

ピルスナー、ペールエール、ブラウンエールは濾過して詰め、濾過しないものはストレーナーを使って樽詰めします。
瓶詰めは3階でやっているそうです。
発酵タンクのほか、BBT 製品タンクがあります。
ロティズ・ハウスの営業時間はお店に直結しているので、工房からのできたてビールが飲めるんです!
繁忙期は5日くらいで空になるそう。

ビールづくりについて説明いただきましたが、ブルワーさんは力仕事だけでなく、酒税の申告、受発注など、いろいろやるべきことがあって、とにかく多忙。
さらにイベントの出店などもありますし、体力と気力、知力、ビールへの愛がなければできないお仕事です!
ビールの原料&ビールができるまでを見学したあとは、お部屋にもどってテイスティングです。

【ロティズ・ハウスにまつわる記事】
ビール工場&直営レストランの中で、たぶん一番多く訪れている場所です。
ブログ開設以来、普通に飲みに行った記録以外のビール工場見学・ビールなイベントの記事を集めてみました。
探せばもっとありそうですが……
◯ 2009年7月のホップの勉強会
・ホップ塩・ホップ茶が登場
◯ 2010年1月の工場見学 ・工場内・工場のタンク
◯ 2010年2月の工場見学
◯ 2010年4月 ビアボーズの会
◯ 2010年5月の10週年イベント
ビールタンクにホップを投入体験
◯ できあがった10週年記念ビールを楽しむ会(2010年7月に開催) 写真がブレブレ……
・ビールのスタイルはインペリアルピルスナー
◯ 2011年9月 ビールのイベント ピア・ルアウ
クラブイクスピアリで開催されたイベントは、2013年よりイクスピアリ 2F セレブレーション・プラザで開催されるイクスピアリ・クラフトビア・セレクションになりました。
2015年も開催決定です。
ビアガーデンもオープンするので、夏が待ち遠しい!→ イクスピアリ・クラフトビア・セレクション 2015 (PDF)

〓ゆうき〓