手火山にかけられた鮭ぶしは、さらに薪で50日間急造庫にて燻しながら乾燥させて完成となります。
急造庫を見学します。

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急造庫はなんと3階建てです。

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鉄のせいろに並べられた節を順繰りに移動させながら焙乾し続けます。

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じつは、手火山の釜の奥にそびえる急造庫は2代目です。
茹でる作業をしている部屋に、かつて使っていた急造庫があるのです。

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地面と同じ高さにつくられていた、かつての急造庫。

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腰を曲げなくても済むように、1段低く半地下に炉ができるように改良されました。

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点火して焙乾をはじめます。
コの字の形に配置され、効率よく焙乾できるようになっています。

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端から順番に、薪に火をつけていきます。
ナラの木(間伐材)を使用しています。

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3階には煙の排出口があります。
煙と熱が煙突のように屋根までまんべんなく伝わるようになっています。

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炉の上の階は床がメッシュになった部屋になっていて、煙がまんべんなく満ちるようにできています。

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屋根の勾配を利用して煙が外に排出されるようになっています。

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うろこ状の雲が天井に。

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火のピークは点火してから1時間くらいです。

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ポイントは湿度をうまく保つことです。
職人の勘を頼りに、火の入り具合を見て微調整をしながら、自然に消えるまで燻します。

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4時間くらい火が続きます。

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おき火の遠赤外線の力もうまさの秘訣です。
新鮮さが保たれ、お出汁にいれても生臭くなりません。

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火を入れるたびに場所を替えることによって、常に状態をチェックしながら均等に節の乾燥と燻しをかけることが可能になります。

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茹でた時、手火山にかけたときと比べるとかなり変わっているのがわかりますね。
茹で作業の記事はこちらより

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手火山造りの記事はこちらより

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もうほぼ完成品にちかい鮭ぶし。
さらにグルタミン酸がぎっしりな感じに!

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ずらっと並ぶ、かごに入れられた鮭ぶし。

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5月の連休くらいに製造のピークを迎えます。

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手間のかかる江戸時代の伝統的な製法を守る手火山と急造庫。
建設のプロ(丸和 信和建設株式会社)である知床標津マルワ食品さんだからこそ、外断熱に優れた、鮭ぶしに理想的な設備をつくることができたのだな、ということがよく分かる工程でもありました。

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ニッポンセレクト.comの企画に参加しました。

〓ゆうき〓