おはようございます。

 

「index:赤の書」

きつねさんこと、加登鉄平さんの

赤の書のレポです。

平成最後の日、4/30に開催しました。

 

ラッキーエースさんによる写真ACからの写真      

                                                     

最初に

「薬」

というものの概念を確認してからのスタートです。

薬学史と医学史はつながっていて、

「medicine」とは、薬だと思っている人が多いけど

医学のことも指す。

 

恒常性、ホメオスタシスは、

静的に捉えるといつでも一定だけど

動的に捉えると、常に動いていて、調整が入っている。

 

病気とは、シンプルに、恒常性で体内分泌物の

分量調整や精製の調整能力超えてしまった時に起きる。

 

私達が一般的に「薬」と言われた時、思い浮かべるのは

固定された薬(その代わりちゃんと証拠があって

誰が処方してもエピデンスがあって効くもの)である。

 

ここをしっかり押さえて

改めて

 

・私達が一般的にお薬、と思っているものは

現代医学の「病気に対して効く」イメージがあるけど

病気の概念を押さえて、薬を見渡して

実際に分類してみると、いろんな種類がある

・漢方やハーブが安全というわけではない

・代替療法は薬を否定するし

現代医学は代替療法を否定することが多いけど

そういった対立構造からの「どちらがいいか?」は

正解は出ない

 

と学んでいきます。

 

私もどちらかといえば、おばあちゃんの知恵袋的

民間療法が好きなので

どうしても、体調悪い→病院→薬もらう

っていう流れはあまり気乗りしないのだけど。

でも、そこを

「対立構図」

として無意識に捉えてしまうのは、

偏りになるなあと改めて思いました。

 

そういえば、私が通っている鍼灸の先生

医学の知識もバッチリだものね。

 

「ホリスティックに観る」

 

という時には、現代医学と代替医療の

対立ではなく、どちらにもいいところがあり、

かといって「いいとこどり」するのでもなく、

その人の生き方全体を観て

その時の最適解を見つけること。

 

だから、病気だから薬出しますね

じゃなくて

「あなたの性格的にここが弱くて

今、反応が出ちゃっているかもね」

もちゃんと意識にあげて、

その人の自己治癒力を引き出すために

薬も問診も適切に使うってことですね。

 

この点では、確かに

代替医療サイドは医学や薬の勉強をもっとした方がいいし

現代医療サイドはカウンセリングやホリスティックな視点を

もっと勉強した方がいい。

 

私が受けたことのあるホメオパシーのセッションは

問診が90分くらいで、すごくじっくりお話聴いてくれるのね。

そして、それは「症状」の話というよりは

私の生き方のくせみたいなところなの。

最初のセッションで

「今、ゆうこさんが言ったご両親とのこと

もうちょっと聞いてもいい?」

と、何気ない雑談のところで出た話から

今の症状と掘り下げてくれました。

こうして書いていて思ったけど

確かにその通りなんだよね。

症状って、生き方のくせから来るものが多くて

それって幼少期からの傾向でもあるから。

そして、その方のカウンセリングの素晴らしさは

「言葉のレメディ」

をくれたこと。

私のなにかが悪いから、今の症状が出てるんだよ、

とか、ご両親と自分をゆるしてね、とかそういう話じゃなくて

まるごと、その根っこを持った今の私を受け止めてくれた。

 

私のためのレメディを処方してくれたけど

それを飲むたびに、ホメオパスさんが

私を受け止めてくれたやさしさを思い出して

ほっこりとしました。

 

「効く」

って、これも含まれてるんだと思う。

きっと、私はレメディを飲む時に

幸せホルモンが出てたんだよね。

 

だから、やっぱり現代医療でも、代替医療でも

「対話力」

ってすごく大事。

 

私は元福祉系だけど

私が夜勤の時は利用者さんが落ち着いてて

あまり夜中じゅう騒ぐ人とかいなかった。

短い時間でも、その人のニーズに合った

言葉と態度をいつも先出しするようにしてたと思う。

 

「ある程度、演出も必要」

って実習の時に講師殿が言ってたけど

私、演劇もやってたからそれも使えてたんだよね。

 

そして、ホリスティックな視点って

オーケストラで、指揮者が全体を見渡して
強すぎるところ、弱いところを見極めるのと
似ているし、聴勁もこれに近いなと思っています。
その場にある全方位に意識を向けるイメージ。

 

赤の書からの発展版として

カウンセリング、対人職講座も

いつかてっぺいさんから聴けたらいいなあ。

私は、いくつかのてっぺいさんの講座の中から

こうやってつながりを見出してひざを打つことが多いけど

このコンステレーションからの、つなげて1本の講座として

成立させるっていうのもいいかもしれないな。

 

過去のレポでの吐血話にちょっと触れると

今回は斬られるも吐血もない、

実に当たり前のことを当たり前に聴く講座だったと思う。

とても理論的で伝わりやすかった。

 

でも、プロ意識、という意味で言うなら

私はあの時吐血して良かったと思う。

結局のところ、斬られたとか吐血とかは自分の問題で

てっぺいさんが意地悪く何かにダメ出ししているのとは違う。

 

ツールへの愛は大事だと思うけど

妄信してしまうことへの警鐘、

さらにはツールが万能と思った瞬間に

師匠の劣化コピーから抜け出せなくなる罠。

 

最後の方で講師殿が言っていた
「はまりすぎない」

クールに引いている視点をもうひとつ、持つこと。

 

そして

「で、どうすればいいんですか?」

については、セッションする側の自分、

来られるお客様の個性がそれぞれ違うことから

1回1回、同じセッションになるはずがない。

と理解して、現場確認、体験してみての振り返り、

フィードバック、スーパーバイズなど

怠らないようにすることだけ、ですね。

 

私は、うわ~と思うこともしばしばあるけど

自分のセッションの記録を聴いて、学んでいます。

これからは、「こういう時どうしてる?」という

お互いにフィードバックし合う対人援助勉強会も

定期的にやってみたいなあと思ってます。

 

皆さまのご感想も

「再受講で新たな気づき、発見がありました」

「面白かった」

「人が思うこと、意識することの力の大きさを感じた」

「薬にします?プラセボにします?と聞いてくれる国は

選択肢が広がっていいなと思った」

「自分が使っているものが『絶対!』『正しい』という視座を降りて

みてみることができたのが収穫です」

など、気づきはたくさんありながらも、

流血とか吐血からは程遠い、でも、視点の切り替えが

たくさん起きて、講師殿の伝えたかったことがまっすぐに

場に降りていったなあと振り返っています。

 

写真は参加者さんに提供してもらいました☆感謝!


やはり「対人職」として最も大切である
「話の聞き方」
「普通の薬、もしくはプラシーボを渡す時のシチュエーション」

は、薬の効果にも出る。

当然、プラシーボが効くか効かないかを大きく左右する。

 

最終的には信頼関係、っていうのが一番大きいと思う。

私の父は、以前の主治医(もうお亡くなりになりましたが)は

お会いして顔を見たら、もう治っちゃう、と言ってました。

私も自分が今、お世話になっている鍼灸の先生には

最初の問診だけで8割良くなってるように感じます。

もちろん鍼自体の腕もいいと思いますけど、ね。

 

でも、この「勘所」みたいなのって

対人の経験がどれくらいあるか?

だと思っていて。

それは小さい頃にどれくらい人とかかわって遊んだか?も

影響しているし、その基礎がどこかに入ってさえいれば

あとはどんな場面でも、応用するだけ、なのですよね。

そして、頭で考えているだけ、知識を得るだけでは

これってできるようにならないのです。

 

どうやったら訓練になるのかなあ

ってところは、個別性も高いところではあるけど

私も何か、まとまったものが作れないか

模索しているところです。

 

参加者さんからのフィードバックで

「最後のワークでペアになる人とのシンクロが

いろいろあってすごかった!」

とありましたけど、

ふふふ。

そうなんですよ。

場が整っていると、そうなるんです。

 

今回、何も操作はしていないのに

index受けていない初心者の方が

割とベテランの方と組む流れになっていて

これは講師殿や私が何かしたから、

ではないのですが。

 

でも、やっぱり

「意図」

しておくことって大事なんじゃないかなと思う。

意図は場に表れるからね。無意識に。

場が始まってからは委ねる、最善が起きると信じる、

なのだけどね☆

 

というわけで、いつも場を立てる学びも

深めさせてもらっている、私なのでした。

てっぺいさん、参加して下さった皆さま

ありがとうございました。

これからも皆さまのリクエストにお応えしつつ

開催していきますので、よろしくお願いします。

 

これからの開催予定は

 

5月26日(日)「index:青の書」

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5月28日(火)「古くやさしい魔法の生き方」 残席1名

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6月14日(金)「きつねさんの座談会」 残席3名

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6月29日(土)「小講義A補講2 殉教の栞」

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