甥っ子ちゃんがダウン症だと
兄から打ち明けられてから
奥山 佳恵さんの本に出逢いました。
佳恵さんのイラストが
すごくかわいくて
素晴らしい家族の愛が
いっぱいつまった本で
佳恵さんの
次男さん(みらい君)が
ダウン症だとわかってからの
苦悩や葛藤
そして素晴らしい体験と家族の絆が
赤裸々に綴られています。
佳恵さんの
母としての気持ちだけでなく
ご主人さんの
父としての気持ちが
そして
長男さんの
兄弟としての気持ちが
それぞれの立場から
それぞれの考え方や価値観から
書かれていること
それぞれに
ちがう気持ちや価値観でありながら
こんなにも
互いに尊重し合って
家族として
絆がしっかり育まれていることに
驚きと感動で
ちがいがありながら
ちがいを持ちながら
それぞれを変えるすり合わせではなく
ちがいを認め合いながら
ちがいを持ちながら
ともに家族として生きていける
その生き方に
ものすごく勇気をもらいました。
子育てでも
夫婦で一貫した対応をしましょう。
子どもが混乱します~的なことが
よく育児書に書かれていますが
まったくもって
夫婦で一貫した~なんて
できるかっ!!です(笑)
生まれも育ちも
性格も価値観もちがうもの同士
いくら夫婦といえども
視点や考え方がちがうなんて
めちゃくちゃ当たり前。
ちがうからこそ
互いを知っていく
互いに学び合える
そんな過程が夫婦の絆に
なっていくのかもしれませんが
そこを
同じにするなんて不自然だし
無理があると
いつも感じています。
子育ての仕方や対応だって
お母さんとお父さんと
ちがったってええやんと
私は思っています。
子どもは
お母さんとお父さんから
ちがいを学ぶし
世の中にはいろんな考えや世界があると
それこそ自然の中で
子どもは体験して学んでいくから。
例え
ダウン症のお子様がいらっしゃる家庭でも
みんなで気持ちを一つにして!!
じゃなくていいんや~と
佳恵さんの本から
勇気をいっぱいもらいました。
佳恵さんの本の中に
『 もし飲めばダウン症が治る薬が発明されたら飲ませるか?』
家族でそんな議題をされ
ご主人さんは
『 絶対飲ませる!! 』
この子はダウン症であるがため
手術や入院や苦しい体験をいっぱいした。
この子だって ダウン症なんかで産まれたくなかったはず。
長男であるお兄ちゃんは
『 絶対に飲ませない!! 』
だって
みらい君は みらい君だから。
ダウン症じゃなくなったら
みらい君じゃなくなるでしょ?
佳恵さんは
『 ものすごく悩んで悩んで悩んで…
でも結局は飲まない選択をするんだろうなぁ。 』
ご主人さんの気持ちも
長男さんの気持ちもありながら
佳恵さんは
みらい君は やっぱりみらい君。
ダウン症の子とは思っていないんだなぁ。
三人三様
まさに様々な考え方や価値観。
誰が正しい
誰がまちがってる
はないんです。
誰もが
それぞれの愛の気持ちからの
意見や考え方だから。
それぞれに
ちがう価値観でありながら
みらい君を愛してる という
同じ行為を示しているだけ。
うちの甥っ子ちゃんママ・義理姉さんは
薬剤師さんで
仕事にものすごく情熱を注いでいます。
頭が良くて
勉強熱心で
キャリアもある
素晴らしい薬剤師さんです。
子どもがダウン症で
産まれながらに心臓に疾患があり
預ける先がなく
仕事ができなくなるかもしれない。
そんな絶望のような
苦しさを義理姉さんは味わっています。
うちの同居している母も父も
仕事をやめろなんて言わない。
だけど
仕事がそんなに大事?
甥っ子ちゃんを一番に考えてあげてほしい。
仕事ばかりで
子育てをしたくてもできなかった
私の両親からしたら
そんなにまでして働きたい
義理姉さんの気持ちが理解できない。
両親の気持ちもわかります。
私も同じ立場なら
仕事より子どもを優先するだろうと
思うから。
でもそれが= 子どもを一番に考えている
にはならない気がします。
それは
互いの価値観のちがいなだけだから。
仕事に対する
子育てに対する
価値観のちがいだから。
本当は仕事がしたいのに
立場的に子育てを優先していたら
あんたのせいで私は働かれへんねん!
な気持ちが
子どもを見るたびに湧いてきて
イライラするし
子どもにあたったり
恨んだりすると思います。
大好きな仕事を生き生きできるから
仕事から帰ったら
全力で子どもに向き合える
仕事をしている方が
気持ち良く
愛情をもって
子育てができたりします。
子どものためを一番に考えているからこそ
仕事をしたい気持ちが強い場合だって
あるから。
お母さんだからって
お母さんが子育てすることが
必ずしも良いかどうかは
わからない。
それぞれの価値観
それぞれの夫婦
それぞれの家族
みんなそれぞれ
子育ての仕方がちがう。
世の中も
母親 = 子どもを育てる人。
子どもよりも仕事を優先する = 良くない母親。子育て放棄!?と責められる。
な目線がいっぱいです。
だから
義理姉さんのような
仕事ができて
また
仕事に情熱をもつ女性に
とても生きにくい社会で
義理姉さんは
うちの両親からも
保健師さんからも
理解されにくく
責められてしまう立場にいます。
直接的に責めていなくても
うんうん
義理姉さんの気持ちもわかるよと
誰にも言ってもらえないとしたら
私が仕事をしたいと思うことは
いけないことなんだ。
と
義理姉さんは自分を責めてしまいます。
私は母からの又聞きでしかないから
母の気持ちもわかるし
母に共感しながらも
義理姉さんはおかしくないよ~
価値観がちがうだけやから~て
やんわり
母の視点を拡げる会話をしていましたが
やっぱり母に苦しんでほしくないから
母の見方をしていたと思います。
どこかで私も
子育てを
うちの両親に
あまりに頼りすぎる義理姉さんに
ヤキモチを焼いていたと思います(笑)
母や父と同じように
そんなに仕事が大事?と
ある種の怒りも感じていました。
そこに
私は一人でこんなに
子育てがんばってるのにー!!が
潜んでいました 
ああ~まだまだ
自分を認められていない
自分をゆるせていない私がいるなぁと
痛い気づきも頂きました(笑)
だけど同時に
義理姉さんの気持ちも
同じ女性として
同じ母親として
わかるからこそ
義理姉さんは
なんにもわるくない。
考え方や価値観がちがうだけ。
もし義理姉さんが
ポロッと話された時は
尊重と尊敬の気持ちで
話を聴こう。
きっと
甥っ子ちゃんが
一番
義理姉さんと家族にとって
良い流れにしてくれると
信じよう。
そうしたら
やっぱり
その通りになりました 

何気ない兄と義理姉さんの
会話のやりとりが
耳に飛び込んできました。
「 まぁ私が仕事したいってのがよくないんやろけどなぁ。 」
「 そんなこと言うなよ。
お前は立派な仕事してるんやし
誇りもって仕事したらええやん。
そんなこと言うなよ。 」
愛やなぁ 

何より
旦那さんである
うちの兄が一番義理姉さんを
尊重して尊敬して応援してくれている。
ああ~大丈夫や~ 

きっとどんなことも
乗り越えて大丈夫になるための
ギフトなんやなぁ 

泣きそうになるのを
ごまかしながら
子どもたちと
はしゃぎながら
ものすごく
安心しました 

ものすごく
幸せを感じました 

私ができることは
私がやりたいことは
大丈夫だよ~ 

どんなことも
大丈夫なんだよ~

と
家族を信頼することなんやなぁ

甥っ子ちゃん
とっても順調に成長してくれています 

体重も増え
主治医の先生も驚かれています。
ちがいを持ちながらも
ともに生きていけることを
甥っ子ちゃんは
私たち家族に
教えてくれてるのかもしれないなぁと
感じる
今回の里帰りです。






