※動画はお借りしています
あぁ…
見てはいけないものを見てしまいました
その名もTOKYO100
何気なく大会ページを開いただけなんです
本当に少し気になっただけ
それなのに気が付けばコース図を眺め
制限時間を確認し
開催日をカレンダーに入れようとしている自分がいました
完全に未練のある元恋人のSNSを覗いてしまった人です
思い出すのは先日のTGT
憧れ続けた100マイルへの挑戦
結果は関門に間に合わずDNF
悔しさも後悔もたくさん残りました
だからしばらくは距離を置こうと思っていたんです
もう少し経験を積んでから
もっと強くなってから
そう考えていたはずなのに
TOKYO100の詳細を見れば見るほど
不思議と気持ちは沈むどころか明るくなっていきました
ゴール地点は
前回DNF後に送り届けてもらったあの場所
あの時は遠く感じたゴールが
今は「帰ってくる場所」のように見えます
悔しかった記憶は消えていません
でもその後悔が
少しずつ希望に姿を変えているような気がするんです
はじめからこうしていれば良かった
段階を踏んで挑戦すれば良かった
100マイルの前に
まずは100kmをしっかり走り切れば良かった
そんな反省を抱えながら
もう一度あの場所に挑戦できるかもしれない
恋愛漫画なら
一度離れた二人が再会する王道展開です
「あの頃の僕たちは若かったね」
なんて言いながら
少しだけ成長した主人公が再び恋をする
前回は勢いだけで告白したようなもの
でも今度は違う
相手の怖さも厳しさも知った上で
それでも会いたいと思っている
大会ページを閉じても
気が付けばまた開いてしまう
胸の奥がソワソワして
未来のことを考えるだけでワクワクしてしまう
どうやら僕は懲りていないらしい
でもそれでいい
あの日の後悔が希望に変わったのなら
それはきっと前に進んでいる証拠だから
そして気付いてしまったんです
僕が本当に恋をしていた相手は
100マイルではなく
その先へと続く
長い長いトレイル
そのものだったのかもしれません…
