7/26に相模原の障がい者施設で日本中を震撼させた事件がおこりました。
犯行に及んだ動機について、
障がい者に対しての差別思想があったようですが、それを知った時、
憤りを禁じ得ませんでした。
その頃、私は
胎内記憶の池川先生をお招きするにあたり
先生の著書
胎内記憶でわかった
子どももママも幸せになる子育て
を読んでいて、その中で
「病気や障がいの意味」について書かれているところがあったので、もう一度読み返してみました。
以下抜粋
何人もの子が、
「雲の上では、病気のある子になるか元気な子になるか、自分で選んで生まれてくるんだよ」
と言います。
私たちは疑問に感じます。
なんのために病気のある子になることを選んでくるのか。
ある先天性疾患のある子は、こんなことをいいました。
「ずっとずっと幸せになるためだよ」
えっ!と思いますよね。
お母さんは、この子が病気があって生まれて、とても悲しみました。とても悩みました。
いつも、どうして、どうしてと天を恨むほどの気持ちだったと思います。
しかし、その子には、お母さんのお腹に宿る前の記憶があって、一生懸命にお母さんに自分は病気を選んで生まれてきたということを話しました。
最初は、理解できなかったでしょうが、何度もその子の話しを聞いているうちに、お母さんは、この子は、自分たちが思っているような不幸な子ではないと感じとります。
そして、こんなことに気づいたのです。
「あの子が病気があって生まれたおかげで、たくさんの出会いに恵まれ、人の優しさをしりました。生きていることのありがたさも感じることができました。あらためて振り返ると、あの子があの子でよかった。あの子のおかげで、私たちはずっと幸せになれたと思います」
お母さんは、病気のある子をもつという体験を通して、「出会いに恵まれ」「人の優しさを知り」「生きていることのありがたさを感じる」という幸せを手にいれました。
お母さんが感じた幸せは、盤石の幸せです。ちょっとやそっとのことでは揺らぎません。
ずっとずっと幸せ。
この子が生まれてきた目的は、お母さんが大切なことに気づいたことで達成できたのです。
ある子どもが言ったことです。
「ぼくがお母さんのお腹の中に入るとき、すぐ横に列があったんだ。あそこに並ぶ子たちはすごく勇気があるんだ。ぼくにはその勇気はなかった。
あの子たちは、障がいがあって生まれてくることを選んだ子たちなんだ」
自ら、障がいというハードルを設定することで成長しようという高い志をもって生まれてくる勇気ある子たちがいるのです。彼らは、自ら障がいを背負うことで、まわりの人たちに、命の意味、社会とはどうあるべきか、本当の優しさとは何かといったことを伝えにきているのです。
彼らは重大なメッセージを私たちに伝えるために、あえてハンディを背負って生まれてきた勇敢な人たちだという敬いの気持ちをもって接することも忘れないでいただきたいと思います。
障がいを選んで生まれたある子どもからのお母さんへのメッセージです。
「産んでくれてありがとう。受け入れてくれてありがとう。産まないって選択もあったのに、お母さんなら産んでくれるって信じていたよ。産んでくれてありがとう。胸をはっていきてね」
私は、この本に書かれていることが真実だと信じることができます。
私より4つ下で生まれた弟は、障がいを持ってうまれ、今回事件がおきた施設と同じようなところに入所していました。
母は、思い詰めてしまい弟と一緒に海に飛び込もうとしたこともあったそうです。
母が、苦労をしてきたのをみてきました。
弟の苦しみも見てきました。
でも、私も母も
弟が弟であって良かったと心底思えています

あえて
障がいを選んで産まれてくる。
どんなに、勇気のいることだろう。
不自由なその姿で
私達、家族だけではなく
親戚や周りの人にも
人として一番大切なことを
教えてくれていたと思います



私は、
弟と、弟を生み育ててくれた母に
ほんとうに心から感謝しています

池川先生のご講演と
映画「かみさまとのやくそく」で
生まれることの意味、障がいをもって生まれる意味、命の尊さ、
そうした人間の神秘について、
考え、深めていく機会となれば幸いです。


