ひさびさにガッツリ前者後者論。
先日、所用で実家に帰っておりました。
ちょっとした申請書類の作成お手伝いのためです。
市役所関係の書類って、字がいっぱいですやん。
漢詩か!ってくらい、タイトルもややこしい漢字が長々と続きますやん。
母は、父のお世話(但し、母に依存しているだけで元気)でいっぱいいっぱい。
目も見えづらい(加齢)し、理解力も落ちてて(加齢)、後者で。
そんな彼女が自分でいろいろ手続するには、試練が多いのです。
なので、長女の私と長男の弟、そして弟の嫁が3人寄って相談して、いろいろサポート計画を立てたわけですが。
ここで私達の前に立ちふさがったのが
★可能性を捨てられない後者のサガ
★「わかる」「聞いてる」の勘違い
でした。
事の発端は、介護・支援申請をするために弟(後者)が母を市役所に連れて行ったこと。
今までさんざん申請の話もしていたので、当然お互い摺合せは出来ていると思っていたのですが、いかんせん弟の行動力は私でも戸惑うくらい勢いがある。
母の目線で見たら
「買い物から帰ったら息子が来ていて、とても嬉しくて喜んでいたら、そのまま車に乗せられて何故か市役所に連れて行かれた」
状況でした。
で、母もうっかり、分かってるつもりなので
「そうか、お父さんのためにケアマネージャーさんに来てもらうんだな!」
と理解(ただし勘違い)。
その勘違いを元に、市役所窓口で怒涛のように父の具合の話をし始めたのでした。
けれど、まず市役所にはケアマネさんは居ないし、応対してくれている人は市の職員さんなので、母はそもそもの役割分担も分かってないわけです。
市役所は申請の手続きをする場所で、ケアマネさんは別の場所にいるんだよと、説明はさんざんしたんですけどね、いつものとおり、聞いてない。
ただまぁ、確かに役所の手続きは煩雑で、私も書類を読みたくないくらい字が多いので、これは仕方ないとして。
この時点で驚いた弟が
「何言うてるねん、オカンの介護申請に来たんやで!」
と言うと
「だって私頑張ってるもん!体操も行って、健康でいられるように頑張ってるもん、〇〇も△△も出来るで!」
と「1人でできるもん」アピールをし始め。
ますます驚いた弟が止めようとすればするほど母の頑なさは増して行き、そんな母に弟は腹を立て、怒った彼に母パニック。
結局市役所では申請書類をもらっただけで帰ってきたのだそうです。
出来るもんって主張している途中で、なんとな~く母も、自分の理解と弟の意思が違うことに気付いて、帰りの車の中でたくさん話して、ようやく状況がわかったとのこと。
なので納得しないままではあったけれど、とにかく息子の意思を尊重しようともう一度申請に行こうとしたのですが、それは弟が止めました。
納得も理解もしてないまま申請に行ってもろくなことがないからよく考えて、と言い残し、彼は帰って行きました。
申請が出来なかった(息子が怒ってやめたと思った)ことはショックだけれど、それでもなお、母は自分の介護・支援申請に納得がいかない。
あれも出来る、これも出来る、そう思って、元気でいなきゃと気を張ってるのに、そんな私に「出来ない」と言えと?という思い。
とはいうものの、せっかく休みをとって帰って来てくれた息子に無駄足を踏ませてしまった後悔もあり。
母が例えようもない落ち込み具合で私に電話をかけて来たので、急きょ翌日に休暇を取り、その夜から実家に帰ることにしました。
(続く)