$大丈夫。きっとうまく行く ☆ Crystal & Voyager ☆


3回目のシュノーケリングは浄化の海、ツーステップへ。

なぜ『浄化の海』というかというと、
昔ここにはたくさんのサメがいたそうです。
そのサメの居る湾を渡り切ることが出来たら
その罪人は赦されると。

なぜ赦されるのか?
サメは(生き物は)むやみに襲って来るのではないのです。
その人の中の『怖れ』に反応して襲って来ます。

だから、もし、海を渡り切ることが出来たら、
その人は『ピュアな魂を持っている』ということで
無罪となったということです。


「私、一番に食べられるわ」女の子さんが言いました。

みんな笑いました。
女の子さんは海が怖くて仕方がない人だったのでべーっだ!


今、ここにはサメはいません。
変わりにカメやイルカに会えることもあるといいます。
「カメに会えるといいね」
「会いたいね~」




ここツーステップは、
昨日の海岸とは違い、岩場から海に入ります。
と、いうことはいきなり深い。
もちろん足など着く訳もなく・・・。

でもね、
昨日一日海と過ごしただけで、今日は海が怖くないんです。
大変な思いをしても、特に何が変わったということもなくても
少しずつ少しずつ進歩して行くものなんですねキラキラ


  ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*うお座


寄せる波をやり過ごし、
引く波に乗って海へと繰り出します。

疲れたら全身の力を抜き身を任せ、たゆたう。
そこには色とりどりの魚たちとたくさんのプラナが泳いでいましたうお座
「海の中にもプラナがいるんだキラキラ


昨日よりも少し余裕のある中で、
少し遠くまで泳ぎます。

「カメに会いたい・・・虹



ふと右手に何かを感じ、沖の方を見ました。
何かある?
黒っぽい何かが浮かんでる?
なんと、大きなウミガメが泳いでいました目

「カメ!カメ!」


少し離れた所を泳いでいたみんなに声を掛けました。


カメは私が近づいて行くのを氣にする風もなく、
ゆったりと泳ぎ続けます。
ゆっくりと私の方に近づき、横を泳ぐ。
私のお腹の下に潜るカメ。
憧れていたカメとの遊泳。

すると、
近づいて来た仲間が、カメに触ろうと手を伸ばしました。

「えっ?」

突然の出来事に何が起こっているのかわからない。

どんどん追いかけて行く手。
悠々と逃げるカメ。
軽く置いて行かれた感じで背後に回った私は違和感の中に
『自分も触らなきゃ』という衝動を感じました。

仲間の後ろからついて行く形で追いかける私。
視界の中に観えるものは、
逃げるカメと追いかける2つの身体と2本の手。

なんでこんなことしてるんだろう?
そう思いながらも雷同してしまう自分に
すごい違和感を感じていました。



結局、カメとの交流というチャンスは儚く去り、
私たちの騒ぎに氣づきやって来た白人の男の子たちに
追いかけられる形でカメは沖へ消えていきました。


「カメに会ったら、触ろうとしないで、そっと見守ろうね。
 来たければカメの方からやって来てくれるから」

Harukoさんが言いました。

本当に・・・。
どうしてこんなことが起こったのでしょう?
みんなわかっていると思っていたのに・・・。

そして、なんで私は巻き込まれてしまったのか?
みんなが触ろうと動きだした時、
『触らなきゃ損をする』という
俗な観念に引き戻されてしまった。

ここが地上で、相手に言葉で制することが出来る状況であったら、
どうだろう?

ーしてないよね。そして、人にもさせないようにするだろう。

だけど、
言葉で相手の行動を止めることが出来ない状況での選択は、
自分も損をしないように振る舞うことなんだ・・・。



なんともやりきれない気持ちのまま、2回目の海は終了しました。



     うお座☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*to be continued