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さぁ今日は

▶視点・視座
「鳥の目・虫の目・魚の目」で現場を観る
現場改善の取り組みの中で、よく耳にする言葉が「鳥の目・虫の目・魚の目」
これは、現場を多角的に捉えるための視点の比喩で、
改善活動において非常に有効な観察のフレームです
鳥の目──俯瞰する力
「鳥の目」とは、空高く舞い上がった鳥のように、現場全体を広く見渡す視点
つまり、俯瞰です
現場で問題が発生すると、どうしてもその一点に集中してしまいがちです
しかし、原因を探る際に思い込みがあると、真の課題にたどり着けません
たとえば刑事ドラマでは、怪しい容疑者にばかり目が向き、
実は信頼していた人物が真犯人だった…なんて展開がありますよね
これは「中心視」に囚われた結果、視野が狭くなってしまった例です
改善の場でも同様に、一度フラットな視座に立ち、全体を見渡すことで、偏りのない判断が可能になります
この「鳥の目」は、人間関係にも応用できます
欠点ばかりに目が向いてしまい、相手の良い点を見逃してしまう
そんなときこそ、俯瞰して「全体像」を捉える視点が必要です
虫の目──ミクロに見る力
「虫の目」は、対象を近くから詳細に観察する視点
ミクロな視点で、具体的かつ定量的に現場を分析する際に用います
実際、昆虫の複眼は人間の目よりも広範囲かつ高精度に物体を捉えることができると言われています
このように、細部に目を向けることで、改善の精度が格段に上がります
たとえば、業務フローの中で「どこで滞留が起きているか」「どの工程がボトルネックになっているか」など、数値や事実に基づいて分析することが、虫の目の視点です
魚の目──流れを読む力
「魚の目」は、あまり一般的ではないかもしれません
足の裏にできるマメではありませんよ(笑)💦
現場改善においては、意外に非常に重要な視点なんです
魚は水中で流れを感じながら泳ぎます
魚の感覚器官である「側線」は、水流の変化を察知し、危険や餌の存在を予測します
「魚の目」は、まだ顕在化していない「問題の兆しを感じ取る力」という訳です
すでに見えている「困りごと」ではなく、水面下に沈んでいる未然の課題に気づくための視点・視座です
たとえば、現場の空気感や、ちょっとした違和感、声にならない不満など
それらを感じ取ることができれば、芽が出る前に問題を摘み取ることができますね
この感覚が身についた現場は、すでにかなり成熟した段階にあると言えるでしょう
視点を変えることで、見える世界が変わる
これらの視点は、現場改善だけでなく、人との関わり方にも通じると思います
「鳥の目」で全体を見渡し、
「虫の目」で細部を丁寧に観察し、
「魚の目」で流れや兆しを感じ取る
この三つの視点を持つことで、思い込みや偏見から自由になり、
より深く、より誠実に人や現場と向き合えるようになるのではないでしょうか
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