口を開いたのはノア

声 届けるだろ?

俺さ 声は――

いつもこの手の中にあるって思っていた――

 

目をそらしていただけなんだ

 

届けることはできても

救うことはできないって

目の前の命が

 

この手からこぼれていくことが

 

こんなにも辛いだなんて――

今夜は月 見えないね

初めて出会った頃――

私 どっちでもいいって

私―― 生きたい

生きて もっと――

ノアと 色んなものが見たい――

 

やっと

名前で呼んだら 気持ち――

”私”の 正直な気持ちだったから

でもね そんな気持ちにさせてくれたの――

だから――

ノアからたくさんの想い 届いたんだから――

 

 

もし許されるのなら

もしこの先も 道が続いているのなら――

 

 

そして

夜明け

最後の日記は

閉じられました

 

日食の時です

処刑の場は女王の前

ノア達は絶望の淵にいます

今より遡ること 一千の昔

ここアグヌスでも これまでに九百九十九の

命が 私の下へと還ってきました

喜ばしいこと――

私は 私より生まれた

命のすべてに還ってきて欲しい

ご大層な演説だな

モニカの話通りならね

どうせまがい物なんだ

機械だろうが生身だろうが

――この後 アタシらも

殺されるんだろうな

そんで また再生されて

あの毎日の繰り返し――

”鍵”はゴンドウ達に託した

後は シティーの皆が――

 

日食の下

おくりびと達が

音を奏で始めます

メビウス達は何も発しません

そしてその時

リクがノアに問います

だけど出ないんだ ブレイド――

だったらせめて――

ミオを静かにおくって――

ノアはまだ ラッキーセブン抜いてないも

うんと前に どうにもならなくなる時

ああ―― 覚えてるよ

最後の最後の 最後のそん時まで

そうしている間にも

時は迫っていきます

(グラフィック凄過ぎ!驚謝)

呼びかけるも

制されてしまうノア

ミオは真っ直ぐ進んでいきます

そこへ歩み寄ってきたエヌは

笛を投げつけます

ノアからミオへ渡った笛です

おくりびとだろ? おくれよ

おくってやれよ

それが役目だろう

なんという

卑劣極まりない仕打ち

そんなノアを背に

時は迫り

粒子が舞う中

振り向くミオ

どうすることも出来ないノア

その口からは

そして

おくられてしまうのでした

エヌは剣の柄に手を掛けます

 

 

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