文章プロデューサー大竹ひろこです。
今感じていることを、つらつら書きます。
2015年に、こんな記事を書きました。
フランス人の褒め言葉について、雑誌からの引用を掲載した記事です。
フランス人の褒め言葉、ぜひ読んでみてください。
そこまで言うからには、知識や教養が必要だなと感じます。
そういえば、夏にパリへ行った時、
私は自分が着ている服について、
フランス女性からいろいろ質問されました。
ただ「素敵ね」というだけではなく、
買った場所やブランドについてなど、
服について少しの間語り合いました。
私はそういう「ディテール」が大好きです。
褒められるなら、とことん細部を褒められたい。
だけどどうも日本人、特に日本女性は、
例えば「おしゃれだね」という感じに、
大きくざっくり褒められたい人が多い気がします。
「おしゃれだね」そう言われた。
だから何なの?と私なんかは思いますけども。
おしゃれと言われるために、
パーソナルスタイリストという職業の人にお願いして、
自分が着る洋服を選んでもらうという。
これがおもしろいことに、
フランスにはパーソナルスタイリストという職業がないのです。
なぜなら、需要がないから。
需要がなければ供給も生まれない。
この話を聞いた時、
そうだよなあ、と思いました。
「おしゃれだね」そう言われるために服を選んだって、
「だから何?」ということだと思うのです。
私は、人のために服を着ます。
自分が着ている服を見るのは他人ですから。
私は「おしゃれだね」とは言われません。
そう言われたらおしまいだと思っている。
私の服装を見て、
人が元気になってくれたらいいなと思っています。
それは特に仕事の上でそう感じています。
私のところに来られる方はみな、
「うまく書けない」「うまくいかない」
そう悩んでいる人ですから。
その相談をする相手が、
暗〜い地味な色の服を着ていたら、元気になりにくいと思うのです。
だから私はできる限り、
目立つ色、明るい色、はっきりした色の服を着ます。
これが慣れてくるといつもそういう風にしたくなるので、
プライベートでもそういう服を着て出かけると、
友達や家族にドン引きされたりします。
そこは、ごめんなさいという他ないです。
だけど、私は街でただ立っているだけで、
全く知らない人から声をかけられたりします。
このことは私のビジネスにおいて、
非常に重要なことです。
私のような自営業の人間は、
見つけてもらってナンボですから。
「おしゃれだね」と言われたい人は、
一体何を目指しているのでしょうか。
おしゃれになるため人に相談して、
ある日誰かに「おしゃれだね」と言われたとする。
その先はどうなるのでしょうか?
心の満足を得るのでしょうか?
おしゃれの基準は人それぞれですから、
みんな勝手に好きな服を着ればいいと私は思います。
例えば「おしゃれだね」と言われるために着た服が、
妙に着心地が悪かったり、動きにくかったりすると、
日々の活動に支障をきたしますよね。
そんな時、その人はどちらを選ぶのか?
人生における活動をしやすくするための服を着るか、
人から「おしゃれだね」と言われるために服を着るか。
ここまで書いてきて、
「おしゃれってなんだろう?」そんな疑問が湧いてきました。
ある雑誌には、
フランス女性は顔より体の肌に意識を向けると書かれていました。
それは彼女たちが、
恋愛を楽しむことを目的としているから。
そうやって、
自分が成し遂げたい目的のために何かをすると、
物事はうまくいく気がします。
フランス女性がすごくて日本女性がすごくないという話ではなく、
複雑な心境を幾重にも覆い隠すタイプの日本女性は、
ここらでもう少し「わかりやすい」ことをしてもいいのかなと私は感じています。
自分が達成したい目標のために「わかりやすく」動くと、
人様からいろんなことを言われますけども。
それこそそこは。
「だからなんだ」ということで。
よく言われるように、
一度きりの人生ですから。
ぜひとも自分の好きに生きたいものです。