つらいことを経験することは、
やはりつらい。
悲しいことを経験するなど、
もういやだ。
苦しいことなんてもってのほか。
私はそんなことを経験したくない。
そうやって、
苦しいことから逃げるのもいい。
だけど時にどうしても、
そんなことは起こってしまう。
そんなことをするつもりじゃないのに、
そんなことはふいにやってくる。
その時はつらい。
本当につらい。
もうやめてくれと、
何度も叫びたくなる。
なんであの時そうしなかったのかと、
悔しくて悲しくて泣けてくる。
だけどそのうち時は経ち、
記憶は薄れ、
やがて笑える日がやってくる。
ああ、あの時のつらい経験が、
今に生きているなあと感じる。
人間には修復機能があるから、
どんな感情だって、
いつかは浄化される。
だから大切だと思う。
つらいこと、
悲しいこと、
苦しいこと。
そんな嫌なことを経験するのも、
人生においては必要なこと。
そんな目にあってしまって、
その渦中は大変に決まっているけれど。
それが終わった時。
事が終わった時。
それが済んだ時。
あなたはペンを持ち、
紙にそれを書くだろう。
パソコンに向かって、
スマホを手にして、
そのことを書くだろう。
それが人の心を打ち、
あなたの感情はさらに浄化される。
大丈夫、大丈夫。
みんなそうやって、
生きている。
書くことで、
心の傷をいやして生きている。