カメラマンである友達、やまだじゅりあは文章がうまいです。読みやすく、情報満載、笑いもある文章を書きます。アメブロは仕事ブログではなく、気楽な日記ブログに変えたようです。これからますます気軽に面白い文章を書くことでしょう。
私と彼女には共通の友達がいます。その子はカウンセラーのような仕事をしているのですが、彼女は彼女の文章を読んだ人から「文章の書き方教えてください!」と言われるそうです。それを聞いたやまだじゅりあがボソッと一言。「私はそういうこと、全然言われないなあ」
そうなんです。この一言で、この記事を書こうと決めました。そうなんです。「自分でできる人」が、必ずしも「他人もできるようにできる」のか?それはまた別問題だと感じたのです。スポーツ界にもよくありますよね、こういう話。名選手が監督でも名をあげるかといえば決してそうではない、という話です。
なぜ「名選手=名監督」ではないのか?私の考えはこうです。
「自分でできる人」には、スキルがあります。その前に「マインド」がある。そうです。「自分でできる人」はスキルの前にマインドが整っているのです。マインドといっても様々ですが、その最たるものが「目的」です。「なんのためにそれをするのか?」これが明確になっているのです。
実在する名選手はどうかと考えると、そうだと思いませんか?スキルだけではなく、心構えも感じられますよね。あれと同じだと私は思います。ということはですよ。監督(教える側のことをこう例えますね)というものは、「できない人」を「できる人」に変えようとする時、スキルだけではなくマインドも整えてあげる必要があるのです。
名選手はすでにスキルもマインドもありますから、「俺にはマインドがあるんだ」ということをわざわざ認識しない。なぜなら元々持っているから。すでにあるものをあえて認識することはないわけです。だから人に教えられない。なぜなら、すでに持っているからなのです。
スポーツ選手に例えてお伝えしましたが、そういうことだと私は感じています。「できない人をできるようにする」ということは、スキルの前にマインドを整える必要がある。それを人にもできるかどうか?そこが名監督になるかどうかの境目だと思うのです。
あまりいい例えではありませんが、意味としてはバッチリ合うのであえて例に出します。まさに「豚もおだてりゃ木に登る」ということです。説明しますね。
何をやる時でも、気持ちが負けていては実力を出し切れない。これは誰もが知る事実ですね。「うまく書けない」と悩む人の99.9%は、これが原因で書けないのです。だから私は褒める。いいところを見つけては褒める。人のいいところを見つけるのが天才的にうまい私は、すぐに人を褒めることができます。褒めて褒めて、人にいい気持ちになってもらう。そうすることでやっと「書くマインドが整う」と私は考えています。
この話を冒頭のやまだじゅりあにすると、「私は自分がすごいと言われたい」という返事が返ってきます。面白いですよね。私は自分のことをすごいと言われると頭にくるタイプなので、彼女とは真逆と言えますね。え?なんで頭に来るのかって?「すごいってどこがすごいの?」と突っかかりたくなるんですよ。具体的に言われないと嫌なのです。
だから彼女はすごい写真を撮る。良い文章を書く。褒められる。より良い仕事をする。そういう循環で成り立っているのです。一方私は真逆で、文章を書く。人を褒める。人が喜ぶ。それを感じてより良い仕事をする。スタンスがまるで違うのです。これは良い悪いではなく、単なるタイプ分けですね。
結局のところ、「自分は何をしたいのか?」それを決めたら次は「自分はそれをどうやりたいのか?」これを決めることになりますよね。5W1Hの"What"を決めたら、次は"How"を決める。これができるかどうか。これを人ができるようにできるかどうか。そこが名選手=名監督なのかなと思うわけです。
私は名監督を目指しています。自分がプレイヤーであるより、すごいプレイヤーを輩出したい。そこに喜びを感じるタイプです。だからこの仕事が成り立つのでしょう。これまでやってきた文章講座・文章学校・文章塾、すべてその気持ちでやってきました。だって楽しいんだもん。「うまく書けない」と悩む人が「なんだか書くのが楽しくなってきた!」そう言ってくれる日を、私は今か今かと待ち望んでいるわけです。
人の意見を聞くと、自分のスタンスを確認することができますね。今日のやまだじゅりあの一言がまさにそうでした。彼女は何においてもたいてい私と「逆」の考えなので、話していて楽しいです。「え?そう?」ということばかりなんだもん。自分とは真逆の考えの人が近くにいてくれることは、大変ありがたいことだと感じます。
さて、あなたは「うまく書けない」と悩んでいませんか?もしそうならこのことを考えてみてください。「私は何のためにそれを書いているの?」と。胸に手を当てて考えてみる。安心してください。答えが出たなら、あなたは書けます。
答えが出ないあなたは、思いつく限りのことをノートに書き出してみてください。合っているかどうかは関係ないので、「私は何のためにそれを書いているの?」という問いの答えだと思ったことを、どんどん書き出してみるのです。ほんの3分でかまいません。書き出したことを眺めてみると、きっと何かに気付くはず。
名選手でも名監督でも、何かを目指すならまず「目的」。これを整えるのが一番でしょう。私も忘れることがないように、こういう記事を定期的に書いているのです。