電話などで、
こんな風に言う人がいます。
「田中さんはおられますか?」
この表現、
敬語の使い方としてはアウトです。
なぜか?
「おる」は「いる」の謙譲語だからです。
謙譲語は、
自分を下げることで、相手を上げる時に使う言葉。
なのに「おられますか?」
これはおかしい。
謙譲語を無理やり、
尊敬語のように使っていますよね。
そんなわけのわからない言い方をせず、
さっくりこう表現してください。
「田中さんはいらっしゃいますか?」
これでバッチリOKです。
「おる」は謙譲語ですから、
「その時間、私はおります」
という風に、自分の行動に使いましょう。
相手の行動に使うときは、
「その時間、田中さんはいらっしゃいますか?」
こういう風に使います。
おられるという表現は、
方言でない限り、使う場面はほとんどありません。