「口下手です。考えを的確に言葉で言い表せません」
頭の中ではグチャグチャいろいろなことを考えているのに、いざ口に出す段になると一言しか出てこなかったりする。しかも言ってみた後、「あ、これは自分の考えと違う」と思い、後悔してしまう──。
一言の重みは想像以上であり、相手へのインパクトは絶大です。言ってみて、やっぱり違ったからと言い直しても後の祭り。相手には最初の一言が印象づいているので、取り消すことはできません。
話はその一言を中心に進んでいく。こちらは、蛇ににらまれたカエルのように怯え、縮こまり、ただただ時が過ぎるのを待つ。ああ、この時間が早く過ぎればいいのに、ああ、時間を巻き戻せたらいいのに。しかしそれもこれも全て、後の祭りです。
普段「何となく」物事をやり過ごし、きちんと考えて行動していないと、ふいに聞かれた質問に答えられずこういう結果になってしまう。考えているつもりでも、常に「ある1つの結論」を持っていないとやはりこうなってしまう。
質問に答える時、場当たり的な回答では自分の考えを的確に言い表すことはできない。ではどうすればいいか?その答えとしては、「いかに日々ある1つのことしか考えないでいられるか」に尽きるのではないかと考えます。
とはいえ、脳は常に複数のことを同時に考えるシステムになってしまっている。1つのこと、1つのことと念じても、どうしてもいろいろなことを考えてしまう。
だから、これが必要になってくる。そう、「ノートに書く」ということ。頭の中でグチャグチャ考えていることを、紙に書き出しシンプルにするのです。これができると質問に的確に答えることができるようになるし、たった一言の重みを良い方に持っていけるようになります。
「ノートには、その人の考えていることが全て出てしまう」と師匠は言います。
頭の中でグチャグチャ考えるだけでは物事はシンプルにならない。ましてや考えを1つの行動に移すことなど至難の技。
だから、自分の考えをノートに書き出す。全てはこの後にやればいい。うまく書けなくてもいい。書き続けてさえいれば、必ず結果に結びつく。
なぜそうなるか?
偉い人たち、稼いでいる人たちが口を揃えてそう言うからです。例えば、出版日からたったの2週間で12万部も本を売り上げてしまう人とか。そしてその人たちが常に結果を出し続けているからです。
結果を出すためにノートに書く。そして1つの結論を出す。こうすれば、的確に自分の考えを人に伝えられます。さらには出したい結果に最短でたどり着くこともできるのです。
これは、やらない手はない。そう思いませんか?
★頭スッキリ整理メモ(通称:大竹ノート)