女子レスリングで五輪3連覇、
世界選手権12連覇を達成した吉田沙保里選手。


彼女に聞いた勝負の極意とは?


──試合前は不安や緊張はありますか。

「正直言って、緊張は半端じゃないほど感じている。勝って当たり前、負けたらニュースになることは分かっている。人間だから勝ち負けはあるが、試合に出る限りは負けたくないという気持ちでやっている。」


──オンとオフをどう切り替えていますか。

「休みは週1日で、後輩との食事や買い物などをして過ごし、レスリングのことは全く考えない。切り替えはめっちゃうまいと思う。電気のスイッチぐらい早い(笑)。負けてもずるずると引きずることはない。

「ずぶといというか、くよくよしない、プラス思考の正確を自分でも大事にしている。例えば、ここにある重要な書類に水をこぼしても、すぐに作り直せばいいと切り替える。『人間に失敗はあるからね』ぐらいに考えればうまくいく。実践してみては」


──32歳。年齢を意識することはありますか。

「この年になって恋愛も結婚も出産もしたいという思いもある。ただ、結婚は何歳でもできる。レスリングは40歳を超えてまでできる競技ではない。(人生で)やれるときにやらないといつやる、という思いだ」


──ALSOKではコミカルなテレビCMにも出ています。

「世界一になって、おかしなことはやめろと言う人もいるが、全然気にならない。楽しいからやっている。自分がよければ、それでよし。ALSOKには長く支えてもらっている。成績を残し続けることが会社への貢献だと思っている。」


※2015/1/13日経産業新聞より抜粋



プレッシャーを感じるからこそポジティブに。
失敗は当たり前。
楽しいからやる。


五輪選手に限ったことではない。
私たちも同じだ。