正直に話すよ。

あなたのことが気になるから、ここは私の体験をもって正直に話すよ。いい?私、好きな人がいるの。

え?知ってるって?

まあ知ってるだろうけどさ、そこはちょっと聞こうよ。その人と知り合ったきっかけはネット上。最初は顔もわからなかったんだ。

ネット上って何かって?

まあそれはいろいろあるよね。オンラインゲームとかFacebookとか、アメブロなんかもそうじゃない?ここはあえてぼかしておくけどね。何が言いたいかと言うと、最初は「文字のやり取り」からスタートしてるということなの。

あ、そこは素直にうなずくんだ?

そう。文字のやり取り。主にチャットだよね。メールだと返事が来るまでに時間がかかるでしょ?私そういうまどろっこしいことイヤなの。だからチャットで延々話をつづけるわけ。

え、やったことない?

いやいやあるでしょ。今ならLINEが主流じゃない?SkypeやMessengerなんかもあるよね。仕事ではChatworkを使ってるよ。今後Chatworkコンサルなんかも考えてるんだけどさ。まあそれはおいといて。

対面で話すと相手の表情が見えちゃうからできないんだけど、チャットだと相手の返事や表情を「想像」することができるのね。これがチャットの醍醐味だと私は思ってる。

「こうくるだろう」と思っているのに、きた返事は「それかいっ」みたいなね。想像を超える返しとか予想だにしない返事というのは何とも言えず楽しくなるよね。

え、ならない?

本当にそうかな?よく思い返してみて。あ、もしかしてチャットのスピードが高速すぎて想像するヒマもないとか?

あぁ、意識してないんだね。無意識の行動なんだ。それなら今度意識しながらチャットしてみて。思いもよらぬ返事が来た時の楽しさをぜひ味わってほしい。

それともうひとつ。文字のやり取りは履歴が残るでしょ?後で読み返すことができるんだ。だから好きな人とのやり取りも後でじっくり見返したりしてね。余韻にひたれるよ。

え?余計に切なくなる?

そうかもしれないね。片思いなら特に。でもさ、好きな人と文字でやり取りができるって、すごく幸福なことだと思わない?それだけで価値があると私は思う。直接会って話すのもいいけれど、お互いがお互いを見ることができない位置でお互いに言葉を発するってこと。このことの素晴らしさにみんな気付いたから、LINEなんかが流行ってるんじゃないかな。

文字にはさ、その人自身が丸出しになる。それはもう丸裸だよ。対面だとお互い取り繕うことができるけど、文字だと取り返しがつかないからね。

そこで私の提案。今日はこれが言いたくて。

「文字だと取り返しがつかない」これを利用するんだ。よくマンガとかであるじゃん、「あ、言っちゃった…」みたいなやつ。好きと言えない相手に対して、これを使って好きって言っちゃうの。好きな相手に好きと言えないのはとても切ないからね。どう?この方法。

そんなのできるわけない?

いやいや、だって「うっかり」言っちゃうんだよ?それなら仕方ないじゃん。私なら、好きと言えず悶々とするより、「うっかり」言っちゃってスッキリしたいと思っちゃうな。例え結果がダメだったとしてもね。一度終わらせないと、次に行けないからさ…。

私、心から応援してるよ。うまくいくと思ってる。相手にどんな事情があろうとも、まずはこちらが気持ちを伝えなければ話は進まないから…。

それじゃ、結果を後で教えてね。