どんなときに幸せを感じる? ブログネタ:どんなときに幸せを感じる? 参加中



口でする息だとくさい場合がありますね。だから私は「鼻息」というものを大事にしています。


もはや日課と言えること。


飼っている猫のあびと行うこと。


それが、「鼻息交換会」


夜寝る前、朝目が覚めた時。寝ている私の顔をあびはのぞき込む。気づくとそこに顔があるので、あまりの近さに私は小さく驚く。


彼女は鼻先をクイッと布団の端に押し付ける。「しょうがないな~」とばかり布団をめくり、あびが中に入ってこれるよう私は布団に隙間を作る。


すぐ布団に潜り込むかと思いきや、彼女は中に頭だけ差し込む。そのまま数秒ストップ。その後やっとゆっくりとした動作で、体ごと布団に入ってくる。


全身が布団の中におさまると、中でくるっと回転。私の左脇に作られた空間に体をおさめる。私の脇の下に両足をのせ、その上に頭をのせてリラックス。ものすごい音量でゴロゴロゴロゴロいいだす。


そこへ、今度は私が顔を近づける。あびの顔の真正面まで頭をもぐらせ、右手であびの頭をなでまくる。ゴロゴロの音量がさらに増す。暗闇にいる猫の瞳は真っ黒で、こんなにかわいい生き物がいるのかと私は目を疑う。


彼女がこの世に生まれて18年が経とうとしている。彼女の魅力に時の流れは関係しない。その瞳に映る自分を、彼女はどんな気持ちで見つめているのだろう?ふとそんなことを思う。私の魅力はどう?昔と変わった?


そんな物思いもつかの間。目の前にいる生き物のあまりのかわいさにウットリする。そしていつもの儀式が始まる。


彼女が鼻から出す冷たい息を、私は鼻で吸うのだ。私も鼻から息を出す。あびと私の鼻先は数センチとはなれていないので、私が出した鼻息を今度はあびが吸うことになる。


こうして、人間と猫の鼻息交換会が成立する。冷たい鼻息、フワフワした毛、決してうるさくないゴロゴロいう音。腕や脇、体の側面で感じるあびのあたたかい体温。


生き物との交流は、幸せのひと時だ。


特に寒い朝。
こうして私はなかなか起きられない。焦りと幸福の狭間で、私はしばし迷いの中にいる。