こんばんは。ありがとう文章ライター大竹ひろこです。
次々と、門番が現れるのです。私の目の前に。
門番が守っているのは背が高くて分厚い壁。押しても引いてもびくともしない、重い壁。壁には扉がついています。カギを開ければ向こう側に行ける。でもそのカギを手に入れるには、門番を倒さなければなりません。
私の進行方向に、ひとりの門番が立っています。「あ、ここは通れない。」仕方がないので右を向きます。そこにも門番が立っている。「ここも通れない。」左を向きます。なんとそこにも門番が立っている。もうここが最後の頼みの綱、と後ろを振り返る。すると案の定、そこにも門番が立っている。
「私はどこにも行けない。」
四方を高い壁に囲まれて、私は身動きがとれない。門番と戦ってみても、相手はなかなか倒れてくれない。それどころか門番は、怖い顔で私を威嚇してくるのです。
「ストレスがたまる。」
たまったストレスは本来門番に向けるべきなのに。門番ではなく、善良な市民に向かって私は毒を吐く。本来言うべきではないことをついつい言ってしまう。毒を吐いた直後、私は猛烈に後悔する。
「あんなこと言うんじゃなかった。」
ある場所で、私はある人と会う。今思えばその人も門番なのかもしれない。その人は両手に日本刀を握り、バッサバッサと私に切り付けてくるのです。
「あ、切られてしまう。」
戦わなければ切られてしまうのに、私が手に握っているのは一本のペンだけ。どうしてくれようこのペンを。相手の目玉に突き刺せばいいのか。しかしそれはとても難易度が高い。何をどうしても、私は門番を倒せないでいる。
ペンを武器として使っても勝てそうにない。ではどうすればいいのか?
私は日々考える。
門番を倒して、早く高い壁の向こうに行きたい。
でも行けない、倒せない。門番が強すぎる。
今はまだ見ぬ壁の向こう。
きっとそこには、見たこともないほど高く碧く、澄んだ空が広がっていることだろう。
次々と、門番が現れるのです。私の目の前に。
門番が守っているのは背が高くて分厚い壁。押しても引いてもびくともしない、重い壁。壁には扉がついています。カギを開ければ向こう側に行ける。でもそのカギを手に入れるには、門番を倒さなければなりません。
私の進行方向に、ひとりの門番が立っています。「あ、ここは通れない。」仕方がないので右を向きます。そこにも門番が立っている。「ここも通れない。」左を向きます。なんとそこにも門番が立っている。もうここが最後の頼みの綱、と後ろを振り返る。すると案の定、そこにも門番が立っている。
「私はどこにも行けない。」
四方を高い壁に囲まれて、私は身動きがとれない。門番と戦ってみても、相手はなかなか倒れてくれない。それどころか門番は、怖い顔で私を威嚇してくるのです。
「ストレスがたまる。」
たまったストレスは本来門番に向けるべきなのに。門番ではなく、善良な市民に向かって私は毒を吐く。本来言うべきではないことをついつい言ってしまう。毒を吐いた直後、私は猛烈に後悔する。
「あんなこと言うんじゃなかった。」
ある場所で、私はある人と会う。今思えばその人も門番なのかもしれない。その人は両手に日本刀を握り、バッサバッサと私に切り付けてくるのです。
「あ、切られてしまう。」
戦わなければ切られてしまうのに、私が手に握っているのは一本のペンだけ。どうしてくれようこのペンを。相手の目玉に突き刺せばいいのか。しかしそれはとても難易度が高い。何をどうしても、私は門番を倒せないでいる。
ペンを武器として使っても勝てそうにない。ではどうすればいいのか?
私は日々考える。
門番を倒して、早く高い壁の向こうに行きたい。
でも行けない、倒せない。門番が強すぎる。
今はまだ見ぬ壁の向こう。
きっとそこには、見たこともないほど高く碧く、澄んだ空が広がっていることだろう。