こんにちは!ありがとう文章ライター大竹ひろこです。

朝からNHKの『ダーウィンが来た!』を見ています。スカンクに始まり、イルカ、カモノハシの特集。

「そうだったんだ!」

かわいい動物たちの生態を知ることができるこの番組。今日の特集で気になったのは「イルカ」。あなたはなぜイルカが華麗なジャンプをするか、ご存じですか?


イルカのオスが二頭、同時にジャンプをしました。一頭は、上にまっすぐ飛び、そのまま海に落ちます。もう一頭は、体をひねって3回転ジャンプしたあと海に落ちました。水しぶきがあがります。ザバーン!

このジャンプ、実はメスへの求愛行為なのです。二頭のオスは、メスに見せるためにジャンプをしたのです。

でもここで謎が。

「オスのジャンプを、メスはどうやって目にするのか?」

メスは海中にいますから、オスが海の上で華麗にジャンプしたところで、その姿を見ることはできません。

ではなぜ?
その答えはこうです。

プールにあるジャンプ台を思い出して下さい。高さ1mのジャンプ台と高さ10mのジャンプ台。飛び込んだ後の水しぶきの高さは違いますよね?飛び込む勢いが違うので、水に落ちた後に到達する深さも違います。深く潜った方が、水中での泡の量も多い。

そうなんです。イルカのメスは、オスがジャンプした後海中にできる「泡の量」を見ているのです。もちろん、泡を多く発生させたオスが勝利!

じゃあなぜオスは、メスが見ていないところで華麗なジャンプをするのか?それは先程のジャンプ台の話と同じ。水に落ちる時、空中で激しい動きをするなど水に落ちる勢いがあるほど、水中での泡の量が増えるからなのです。

先程の二頭のオスの話。まっすぐ上に飛んで落ちるのと、3回転ジャンプをして落ちるのと。音で言うなら、前者が「バシャン」、後者は「ザッバーン」という感じでしょうか。

イルカには、華麗なジャンプをする理由がある。だから水族館であのような華麗なジャンプを見せてくれるのです。

「ということは、華麗なジャンプをするのはオスだけなの?」

いえいえ、メスもジャンプをしますよ。なぜだと思いますか?

コバンザメっていますよね?クジラなどに吸い付き、えさのおこぼれや寄生虫を食べて暮らす生き物です。そのコバンザメのような魚類がイルカのメスにもくっつきます。そんな魚類が体にまとわりつくと、泳ぐスピードが落ち、敵から素早く身を守ることができません。

だからメスはジャンプをします。勢いよく海から飛び出し、体をひねって何回転もし、体にまとわりつく魚類を振り落とすのです。


どうです?イルカの華麗なジャンプの理由。『ダーウィンが来た!』がおもしろいのは、人々が抱える「なぜ?」を教えてくれるからなのですね。


私たちが書く文章も、人々の「なぜ?」を解決する内容であれば、自然と人に読まれる文章になることでしょう^^