おはようございます。文章学校学長・ライター大竹ひろこです。

 

 

5年前、2012年11月24日にこんな記事を書いていました。なぜか下書きのままになっていた記事。これを読んで、当時のことを思い出しました。あの病室での光景。あそこにいた人々のこと。せっかくなので、記録としてブログに残しておきます。当時書いたまま、そのままで。4回シリーズです。今日から4日連続でお届けします。

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

 

今日は人間のすごさ、愛の力についてのお話を。

 

 

 

 

私のおばあちゃんの変化について、

 

 

何回かにわけてお伝えします。

 

 

 

先月、おばあちゃんが脳梗塞で倒れた。

 

その後入院。右半身が動かない。

 

そんな知らせを聞き、

 

北海道から上京してきた両親・祖父とともに

おばあちゃんのお見舞いに行った。

 

人間は良い記憶を先に引きだすものらしい。

 

 

私のおばあちゃんの記憶といえば

 

ソースをかけて食べるカレーライス、

赤みその具だくさん味噌汁、

やたらでかい水槽の鯉、

つるつるもち肌のふくよかな顔。

 

それももう

 

20年も30年も前の話。

 

ここ数年は昔のおばあちゃんではなくなっていた。

 

あえてここでは悪い方の記憶は省略したい。

 

 

そんなおばあちゃんが倒れた。

 

 

 

入院している。

 

体重が45キロしかない。

右半身が動かない。

しゃべれない。

 

そんな状態を聞いただけで

 

私は一瞬怖気づいた。

 

会いに行くか行くまいか

 

少しの逡巡。

やはり会いに行くことにした。

 

現実を見つめなければ。

 

そう思った。