おはようございます。文章学校学長・ライター大竹ひろこです。
5年前、2012年11月24日にこんな記事を書いていました。なぜか下書きのままになっていた記事。これを読んで、当時のことを思い出しました。あの病室での光景。あそこにいた人々のこと。せっかくなので、記録としてブログに残しておきます。当時書いたまま、そのままで。4回シリーズです。今日から4日連続でお届けします。
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今日は人間のすごさ、愛の力についてのお話を。
私のおばあちゃんの変化について、
何回かにわけてお伝えします。
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先月、おばあちゃんが脳梗塞で倒れた。
その後入院。右半身が動かない。
そんな知らせを聞き、
北海道から上京してきた両親・祖父とともに
おばあちゃんのお見舞いに行った。
人間は良い記憶を先に引きだすものらしい。
私のおばあちゃんの記憶といえば
ソースをかけて食べるカレーライス、
赤みその具だくさん味噌汁、
やたらでかい水槽の鯉、
つるつるもち肌のふくよかな顔。
それももう
20年も30年も前の話。
ここ数年は昔のおばあちゃんではなくなっていた。
あえてここでは悪い方の記憶は省略したい。
そんなおばあちゃんが倒れた。
入院している。
体重が45キロしかない。
右半身が動かない。
しゃべれない。
そんな状態を聞いただけで
私は一瞬怖気づいた。
会いに行くか行くまいか
少しの逡巡。
やはり会いに行くことにした。
現実を見つめなければ。
そう思った。