誰かと衝突しそうになる時、

私はいつも怖くなる。

 

 

衝突すること自体は、

中学時代に散々してきた。

 

ブチ切れて怒鳴り散らして、

相手が何を言う隙も与えずに

サッサとその場を立ち去る。

 

私のキレ方は、

そんなキレ方だった。

 

 

中学時代の友人や部活の後輩は、

「ああ、またか」という

諦めムードのような、

 

癇癪を起こした子どもを

どうやって宥めようかと

考える親のようであった。

 

 

それでもって翌日、

平然と私が部活に顔を出しては、

「あ、昨日のこれはそっちでいいよ」

と言う私に、ポカンとしていた。

 

 

「あんなに怒ってたから、

 どうやって説得しようか

 先輩たちとめっちゃ考えたのに!」

 

「うん、ごめん。

一晩寝て冷静になって

考えたんだけど、

そっちの方がいいな、

って思ったんだ」

 

 

そうやって言う私に、

「もー」と言いながら

和気あいあい(?)と

部活を再開する。

 

 

まぁ、なんだ。

ズバズバ物を言う方だったから、

面倒くさがられるタイプだった。

 

面倒くさいけど、

自分が言いたいことを

代わりに私が言うことで、

誰かの溜飲が下がったり、

なんらかの改善が成されるから、

尻馬に乗ってみる人が多いと言うか。

 

 

「えらいねー」とかよく言われたけど、

それは別に称賛の言葉じゃなくて、

 

「よくそんな面倒なことやるよね」って

意味だったことくらいは分かってる。

 

「私に火の粉が掛からなきゃ

 なんでも良いけど」

みたいな。

 

おお、私ってばなんて卑屈。

 

まぁ、それで改善されるなら、

嫌われ役ぐらい全然買って出るけどさ。

 

嫌われることには

耐性が付いている。

 

 

だから、

そういう意味で好き放題

言うことには慣れてる。

 

私が嫌われること自体には、

もうなんとも思ってない。

 

誰にでも好かれる性格だとも

思っていないし、

誰にでも好かれることは

不可能だと思ってる。

 

↑ほら、一羽だけどっか見てポケーっとしてるようにさ。

 

 

それなのに、

怖くなる時がある。

 

本当は嫌われたくないのかな、

って思ったこともあるけど、

 

私のことが嫌いな人とは

別に付き合いたくもないから、

 

そういう人は

どうぞ勝手に嫌っててください、

そして放っておいてください、

と思うから、

 

嫌われることに対して

怖くなってるわけじゃないんだと気付いた。

 

 

じゃあ、

何が怖いんだろう。

 

何を言われることが

怖いんだろう。

 

どんな反応をされることが

怖いんだろう。

 

 

相手が私に対して

攻撃されることが怖い?

呆れられることが怖い?

軽蔑されることが怖い?

 

どれも別に怖くなかった。

 

 

そうして、わかった。

 

 

何かを言われることで、

私がその人のことを

嫌いになってしまう

かもしれないことが、

怖かったんだ。

 

 

 

え〜〜〜!?って思ったよね。

嫌いになる人がいることが

怖いってどういうこと??

 

 

【偏財】という人脈の星は、

一期一会を大切にして、

「みんないらっしゃ〜い爆  笑」という

気前の良い星だ。

 

私のことを、

誰もが好きでもいいし、嫌いでもいい。

 

私という店が好きでもいいし、

気に入らなかったら帰っていい。

 

 

相手のスタンスについては、

不問としていた。

 

 

だけど、

私が私自身に対しては、

どうやら違っていた。

 

 

どこかで

 

「嫌いな人なんて

 作っちゃいけない!」

 

って、思ってたんだ。

 

 

なんでなんで???

って、深掘りしてみたら、

 

【正財】の真面目さにたどり着いた。

 

【正財】は、

深い信頼関係を築きたい星。

 

 

信頼関係を築けない人と、

何かを一緒に成すことが

できない潔癖な面があるんだね。

 

 

嫌われ役には慣れているけど、

なんで嫌われ役になれたかって、

そこには改善してくれるという

信頼があったんだと思う。

 
 
それがさ、
信頼が裏切られた、って思ったら、
もうそこから一気に崩れていく。
 
あんたなんか嫌いよ、フンッ
 
 
私はいつもなら、
言葉の見方を変えて
良い方に持っていくようにしてた。
 
どんなに面倒な人でも、
この人とはこういう
ところで理解しあえるとか、
 
こういう風に私が言えば
良かったかもしれないとか、
 
良い面を一生懸命探して、
自分の解釈で変えられるなら、
良いようにできると信じてきた。
 
 
だけど、これって、
もんのすごく疲れる。
 
今ならわかる。
 
私は自分の人脈の星たちが
「この人、嫌いイラッ!」
「この人、気に入らないしょんぼり!」
って、言っている声を、
全部無視して蓋してたんだ、って。
 
 
人脈の星を持っている人は、
好き嫌いを人やお金を通して知る。
 
こういうことを言う人が好き。
こういう理由で作られたものが好き。
 
買い物をする時も、
どんな思いで作られたモノなのか、
モノの先にある「人の想い」に
感動して、購入したりする。
 
 
だから、人一倍、
人に対する好き嫌いが激しい。
 
人脈の星を持っているからこそ、
友達は少なかったりもする。
 
 
それなのに、
そんな人脈の星に蓋をして、
思考の声で人付き合いしてたら……
 
そりゃ、苦しくもなるよ。
泣き叫びたいくらい
しんどくもなるよ。
 
 
私の場合は、
特に芸能人だと顕著なんだけど、
「あ、この人、気に入らない」って
なると、ものすごく辛辣になる。
 
夫に怖がられるくらい、
声も低くなるし、評価が厳しい。
 
もうボロクソに言うもんね。
完膚なきまでに叩きのめすイメージ。
 
 
そんな自分を知っているからこそ、
身近な人に対してそうなりたくない。
っていう『八方美人』が働いた。
 
八方美人は【偏財】の本性ね。
 
 
 
好きな人にはとことん尽くすし、
甘々人間なのだけれど、
 
嫌いになった人に対して、
本当に容赦がない自分を知ってる。
 
 
知ってるから、
それを目の当たりにするのが怖かったんだ。
 
 
 
目の当たりにする、っていうのは、
自分が人のことを
こんなに嫌いになるんだ
っていうのを見るのが嫌だという
ものすごいエゴイストな感じですえーん
 
 
別に博愛主義者なんかじゃないけど、
大好きな人がいる反面、
こんなに嫌いな人がいるのかという
なんだか信じられない感じ。
 
 
嫌いな人は多分少ないのです、私。
「大嫌いムキーッ!」ってなる前に、
距離をとっていく方だと思ってた。
 
 
誰も嫌いにならないなんて、
聖人君子でもあるまいし……笑い泣き
 
そんなに自分に夢見てたんか……
完璧なんて無い、なんて言いながら
そうなりたい自分がいたと……
 
 
どこの厨二坊……えーん
 
 
 
……。
 
まぁ、いっか……。
 
 
嫌いな人がいても良い。
 
むしろ、
人の好き嫌いが激しいのが
人脈の星【正財】と【偏財】。
 
 
そうやって、
どういう自分が好きで、
どういう自分が嫌いで、
 
その上でどんな人たちと
関わって生きていきたいか。
 
それを学ぶのが人脈の星。
 
 
人間関係って面倒くさいと思うけど、
人脈の星を持っていたら
人と関わらずに生きてはいけない。
 
そこはもう、色々諦めよう。
仕方ない。
 
そういう星を持って生まれてきた。
 
 
だけど、私は考えてみる。
 
例えば、
私は前世でずっと自分を否定してきた。
 
だから今世は、自分を信じて、
自分の感覚を信じて、
自分を深掘りして生きていく。
 
そういうことをする為に、
この星たちを持って生まれてきた。
 
 
自分に呪いをかけるほどの忍耐強さに打ち勝つには、
同じく忍耐強さを持って自分を出していくこと。
 
その為に、【辛】で生まれてきた。
 
 
【辛】は宝石。
内側から輝く力がある。
 
 
そして、他人との関わりを絶って、
自我を封印してしまった前世だから、
 
他人と関わりを持ちながら、
自分を解き放つ為に人脈の星がある。
 
 
だって、先にも書いた通り、
人脈の星を持っていたら、
どうしたって他人と関われば
ざわざわしてしまうんだもの。
 
 
受け入れたら強いんだから。
逆境に立ち向かう力は、
嫌われるのには慣れてる
なんて言える私が培ってきた財産。
 
 
不必要に嫌われたくは無いよ、
もちろん……。
 
そこまでドMでは無いにやり
 
 
だけど、
好きがあれば嫌いもある。
人気があれば不人気もある。
完璧があれば不完全もあるし、
誠実があれば不誠実もある。
 
そういう自分を合わせ呑んだ先に、
『私』という星通りに生きる個がある。
 
 
星通りに生きる方がラク、って
そういうことだと思うんだよね。
 
自分を偽らないこと。
 
 
これは聖人君子であれ、
という意味じゃ無い。
 
 
人脈の星を持っていたら、
ある意味で聖人君子からは
程遠い存在だろうしなぁ……
 
あ、でも、
好きな人ばかりと関われたなら
聖人君子にもなれそうかな。
 
愛は深いよ。
好きな人へは誠実だから。
 
 
 
自分らしく生きる。
「ありのままで生きる」ということ。
 
最近、
『アナと雪の女王』を久しぶりに観て、
ありのままの私を受け入れるということを
改めて考えたりしたよ。
 
 
それは何もしないということではなく、
何も変えないということではなく、
何かを変えなければならないということでもなく、
 
自分の好き嫌いや、性格、
持っている才能や、
持っていない天性、
そういうものを受け入れて、
その上でどう生きていくかを決めること。
 
なのではないかなぁって
思いました。
 
 
人脈の星を持っている人たちよ。
あなた達も、もし、
誰かを嫌いになることが怖いなら、
大丈夫だよ、って言いたい。
 
それ以上に、
好きな人もきっといるから。
 
君を好きだーと! 叫びーたい!♪
 
 

鶴野のぞみ

 

 

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