第一部はこちら💁‍♀️


第2部はこちら💁‍♀️


-フラットな関係の中で-


昔の自分と比べて、
今の人間関係は、
少し冷めたものに見えるかもしれない。




以前のように、
相手の感情や機嫌を先回りして扱うことは減った。不安そうな空気を感じ取って、
必死に埋めにいくこともしなくなった。

その分、距離ができたように感じることもあった。
「前より冷たくなったのではないか」
そう思ったことも、正直ある。


でも今は
それが冷たさではないことを知っている。




相手の感情は相手のもの。
自分の感情は自分のもの。

その境界線を、
やっと引けるようになっただけなのだ。


以前の私は、
わざと自分を下に見せていた。
相手が安心するなら、
自分が小さくなればいいと思っていた。



でも今は、
自分を過度に下げることもしない。
背伸びもしない代わりに、
卑下もしない。



フラットでいることを
少しずつ選べるようになった。



そして何より大きな変化は、
自分の機嫌を、
他人に委ねなくなったことだ。


誰かに認められたから嬉しい、
認められなかったから落ち込む、
そういう揺れに、振り回され続けるのをやめた。


自分のご機嫌は、自分で取る。
うまくできない日もあるけれど、
それでも「自分の責任」として引き受けたいと
思えるようになった。


ここまで来るのは、簡単なことではなかった。
何度も戻りたくなったし、
寂しさを感じたこともある。



でも今は、
やっと「ありたい自分」で
人と関われている気がする。



無理に与えなくてもいい。

無理に求めなくてもいい。

ただ、誠実でいること。



その方が関係は静かで、
でも長く続く。


この3部作は、
誰かを評価するためのものではない。
過去の自分を否定するためのものでもない。


あの頃の自分がいたから、
今の自分がいる。


そう思えるようになった今、
人との距離感も、
自分自身との関係も、
少しだけ穏やかになった。