最近の人間関係を見て思うこと
-承認を求める心のかたち-
最近、いろいろな人間関係を見ていて、
考えることがある。
誰かが一生懸命に与えていて、
その一方で、いつも満たされないままの
誰かがいる。
一見、
うまく回っているように見える関係でも、
その奥には
「認めてほしい」「必要とされたい」
という、
静かで切実な願いが潜んでいるように感じる。
自己肯定感が低い人は、
控えめで自信がなさそうに見えることが多い。
でも実は、とてもとても
強い自我を抱えていることがある。
自分では自分を認められないから、
人からの賞賛や承認を強く求めてしまう。
それは弱さというより、
心が必死に自分を守ろうとしている状態なのだと思う。
求める気持ちが強くなりすぎると、
いつの間にか『もっと、もっと』と
欲しがってしまう。
いわゆるクレクレの状態だ。
誰かがそれを受け止め、与え続けると、
関係は少しずつ歪んでいく。
承認や優しさは、
ガソリンのように消費され、
無限には続かない。
与える側は疲れてしまい、
受け取る側はますます不安になる。
「次ももらえるだろうか」と。
どれだけ人から与えられても、
心の奥の空白は埋まらない。
なぜなら、
自分自身が自分を承認していないからだ。
最近の人間関係を見て感じる違和感は、
誰かを責めたい気持ちではなく、
もっと別の問いを私に投げかけている気がする。
「もし、承認を他人に求めなくて良かったとしたら?」
その答えは、
きっと自分の内側にしかない。
(第2部へつづく)


