
今日は、自閉症児によく見られる
「オウム返し」
について、お話します。
専門用語で言うと「エコラリア」といいます。
耳にした言葉をそのまま、お話するものです。
・即時のエコラリア
言われた意味がわからず、その場でくりかえす。
障がいの有無にかかわらず、言語を獲得する段階でも見られます。
・遅延のエコラリア
アニメやCMなどのセリフを、関係のない場面で(時間がたってから)
繰り返す。
さて、どうして自閉症児はオウム返しするのでしょうか?
言葉を知覚・記憶できるのですが、理解・判断でつまづいてしまうのです。
その言葉の理解が出来ない為に、同じ言葉の繰り返しがみられます。
想像してみてください。
知らない外国語で、ずーっと話しかけられたとしたらどうでしょうか?
きっと、オウム返しをするでしょうし、パニックになったりもするのでは
ないでしょうか。
自閉症児は常にこういう状況であるということです。
自閉症児はコミュニケーションができないのではなく、「仕方」がわからないんです。
なので、話しかけられたことに対して、なにか答えようとして
結果、わからない為に「オウム返し」をするのです。
「どうせ、この子に言ってもわからない」
「同じことを言うだけで、意味がわからない」
「この子とは、意思疎通できない」
わかっていないように見えても、しっかり感じていますし、
わかっているんです。
それは、答えることができないから、わかっていないように見えるだけなんです。
注意したいのは、
こちらの話し方です。
ぐちゃぐちゃと回りくどい言い方はわからなくなります。
これは、大人でもおなじですよね。
あと、絵にできない言葉は理解できないんです。
たとえば、すごく言いがちなこの言葉。
「ちゃんと」
絵にできますか?
もっと具体的にわかりやすく言う例として
「ちゃんと座りなさい」
↓
「手を膝に置いて、座ってください」
ということです。
うちの子の場合は。
アニメのセリフをよく、言っていますね(笑)
公共の場所で大声で言っています。
日常生活での、オウム返しは少なくなったように思います。
オウム返しが出たときは、もっとかみ砕いて話すようにしています。
あとは、理由づけをしています。
「ご飯を食べるから、手を洗ってきてね」
とか
「喉がかわいたから、お茶を飲もうか」
などです。
何度もブログで言っていますが、
大事なことは、「共感」すること。
これにつきるなあと、思います。
お子さんは、わかっていますよ・・・フフフ(笑)
楽しく、子育ていたしましょう♪