カウアイ…古代の記憶とつながる旅③ 第一ミッション ロミロミを受ける | 地球のお母さんになりたい

地球のお母さんになりたい

地球に生まれ、地球に育まれ、地球に与えられ、いまここにいる私。いっぱい包んでもらったから、私は地球のおかあさんになりたい。
みんなのお母さんになりたい。

 
二日目の朝。
 
島の東側にあるホテルからは、
海から上がってくる太陽を迎えられる。
 
ハワイの日の出は遅く、朝7時9分とか、10分くらい。
 
東にある日本より、遅れるわけだ。
 
東側が明るく染まってくる。
そんな時間に、部屋を出た。
 
肌寒い。
 
海岸に出ると、朝日を見るために、
何人かの方々が集まっていた。
 
そこで、クリスタルボウルを鳴らす。
 
自然に口をついてきた歌を歌う。
 
目の前に広がる海。
オレンジが濃くなって、
そして、朝日があがってきた。
 
言葉のない、そんな瞬間。
 
ただただ、上がってくる太陽に見入る。
 
自分の中に訪れる、静けさ。
波の音の中に、立ちあがってくる静けさ。
 
上に厚い雲があったのに、
ほんの隙間を、輝きがそのまま、
まるごと現れた。
 
太陽、命、。
 
どんな言葉にしても、その一瞬を表現することができない。
 
豊かな豊かな一瞬。
 
上に厚い雲があったのに、
ほんの隙間を、輝きがそのまま、
上がってきた。
 
ただ、ただ、美しかった。
 
太陽が一気に、海岸線を離れて、
上がってしまったとき、
 
外国の女性から声をかけられた。
彼女とお母さん(?)と。
お母さんは、泣いていらっしゃった。
 
日の出と、クリスタルボウルの音に
感動してくださったようだ。
 
素直に嬉しい。
 
ハイハートに響くといわれるkan.ボウル。
今回の旅のお供に選んだのだけど、
ぴったりだったかも。
 
このボウルの深くて、優しい音は、
カウアイのエネルギーにぴったり。
 
そして、
8時15分にラーヤさんが迎えに来てくれる。
 
今日は、ロミロミを受ける日。
 
私は、クンルンの師からロミロミを受けてと
アドバイスされていたので、
これは欠かせなかったのだけど、
実は、CさんもNさんも、ロミロミを習った人だった。
 
しかも、ハワイに来て!!!
 
そういう二人だから、私の提案にすぐにOKをくれて、
このミッションは成立。
 
スパの方のアドバイスで、
出来たら、到着してすぐに受けた方が、
カウアイのエネルギーと同調しやすいというので、
この予定になった。
 
実は、師からアドバイスされたロミロミ、
当初はなかなかみつからなかった。
アンティ・マーガレットさんの流れを汲むロミロミ。
 
アンティさんは、2009年にこの世を去っていた。
 
アンティさんはカウアイ生まれだそうだが、
活動の拠点は、ハワイ島であった。
オアフ島やハワイ島では、その流れの方々は見つかったのだけど、
カウアイでは情報がほとんどなく。
 
ところが、タクシー会社に相談したところ、
Aunty Angeline's。このスパを探し出してくれたのです。
 
 
スパから見えるアナホラマウンテン。
 
このときは、こんなにお天気だったのに…。
 
 
スパは、まるで隠れ家のよう。
 
自然の一部として、そこにある。
 
自然の中で違和感のない材料で、
創り上げられている。
 
 
 
ここで、パレオを選んで着替えて、
スチームバスに入る。
 
 
 
身体が温まったら、全身を塩でマッサージ。
 
このときのマッサージから、
もう、すでに何かが伝わってくる。
 
所作の向こうにある、積み重ねられた叡智。
そして、そのバックボーンである愛・・・。
 
身体は自然に緩んで来る。
 
 
この扉の向こうで、
ロミロミを受ける。
 
施術場所は、神聖な場。
ダライ・ラマさんや、他の方々の写真が飾られた
祭壇がある。
 
ロミロミを施してくれる方は、
ネイティブインディアンであれば、
グランドマザーのような存在の人。
 
小さい人なのに、大きな存在感の人。
深い目。
一目見た瞬間から、懐かしい気持ちになる。
すべてをゆだねていい安心感。
 
頭から、言葉がどんどん消えていく。
 
チャントが唱えられ、特別な時間がはじまった。
 
Aunty Angeline'sのロミロミは、二人がかり。
一人が右に立てば、一人は左というように、
阿吽の呼吸で、二人が対照的に動いていく。
 
ところどころでチャント。
 
身体を神殿のように扱うってこういうことなんだなという、
そんな感じになるロミロミ。
 
自分に誇りが持てるようなロミロミ。
 
メインで施術してくれる人が、
ささやくように私に語りかける。
 
「Takako,open….Open…」
 
目を空けるのかと思ったら、
そうではなかった。
 
あごのあたりを施術されていた。
でも、口を開けるのではなさそう。
 
(オープンするのは、ハートか)
 
そう感じたとき、彼女から、
「Good job!」と、
声がかかる。
 
そして、手は、喉からハートへ。
 
そのとき、からだが少しこわばる感じ。
胸からお腹へのマッサージ。
 
サポートの方から、
「リラックス、リラックス」と声がかかる。
 
知らず知らずに力の入っていた自分を感じる。
 
肩の力をふっと抜いたとき、
(ああ、私はとうとう還ってきたんだ)と、
そう思う。
 
でも、それは勝手に湧いてきたようで、
一体どこからどこに還ってきたのかは、
頭ではさっぱりわかっていなかった。
 
理解を超えた、その先の知ってる感覚で。
 
そして、私がそう感じたとき、
リズミカルに続いていたロミロミは終わって、
最後のチャントが唱えられた。
 
そして、私は、静けさの中にいた。
 
そして、その静けさは大雨の音の中での
静けさだと気付いた。
外は、叩きつけるような雨が降っている。
 
この音は、確かロミロミのときにも
聞こえていた。
還ってきたと感じた、そのあとに。
 
何もかも流れていく。
 
いろんな想い、いろんな過去、
 
私の身体が流れ始めたとき、
外応として大雨が降りだして、
雨の気が、
さらにいろんなものを洗い流してくれていた。
 
雨がもたらすひんやりした外気を感じながら、
私はしばらく動けなかった。
 
そっと流れる涙以外は、
時間が止まったようだった。
 
 
アンティ・マーガレットさんと、アンティ・アンジェリンさん。
 
 
 
ロミロミが終わって、
雨が止むのを待った。
 
外に出るとき、
あたりは、雨でぬれていた。
 
雨に濡れた緑は、よりキラキラと美しかった。
 
第一ミッションは修了。
 
上手く言葉にできないのは、
今も、このロミロミの変化が
自分の中で続いているからだと思う。
オープン、オープンというささやきは、
今も私の中に残っている。
 
そして、このロミロミ後、
左腰の痛みが消えた。
疲れたとき、いつも感じていた痛みを
感じなくなったと、最近気付いた。
 
丹念に、左足を伸ばしてくれて、
それは、ちょっと痛かったのだけど、
それから、腰が痛くならない。
 
ロミロミ、フィジカルにはすごかった。
でも、本当はもっと深いところに、
届いた気がする。
ただ、今はそれをすべて言葉にできないのだけど・・・。
 
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